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酒造企業社員も「オンライン飲み会」をする? お酒との付き合い方を聞いてみたい!

新型コロナウイルスの影響で「オンライン飲み会」がブームとなっていますが、つい飲み過ぎてしまう人もいるようです。酒造メーカーの社員は、お酒とどのように付き合っているのでしょうか。

酒造メーカー社員もオンライン飲み会を?
酒造メーカー社員もオンライン飲み会を?

 新型コロナウイルスの影響で、ビデオ会議システムやSNSアプリを使った「オンライン飲み会」がブームとなっています。基本的に自宅で行うため、終電を気にする必要がないのがメリットですが、それは「いつまでも飲み続けてしまう」というデメリットにもなりかねません。

 ネット上では「飲み過ぎた」「お開きにするタイミングが難しい」などの声が寄せられています。対面/オンラインにかかわらず、やはり、お酒とほどよく付き合うのは難しいようです。

 酒造メーカーで働いている人は、仕事でお酒を飲む機会が多いイメージがありますが、オンライン飲み会も積極的に行っているのでしょうか。うまい切り上げ方やお酒との付き合い方も含めて、サントリーホールディングス(東京都港区)の広報担当者に聞きました。

業務内容によって異なる頻度

Q.「酒造メーカーの社員はお酒が飲めなければ務まらない」といったイメージがあります。社員の皆さんは、仕事でお酒を飲む機会が多いのでしょうか。

担当者「仕事柄、お酒に関わる機会が多く、飲む機会も多いかと思います。ただ、当社グループでは酒類を製造・販売するほかに、清涼飲料や健康食品、花事業なども展開しておりますので、業務内容によって飲む頻度は異なります。

なお、酒造メーカーに勤めているからといって『お酒を飲めなければならない』ということはありません。私もほとんどお酒が飲めませんが、飲み会の雰囲気は好きなので、コミュニケーションの場として楽しく参加しています。

とはいえ、お酒が好きな人は多いかと思います。お酒を飲むことだけでなく、それぞれの製品のこだわりや歴史などに興味を持ち、中にはソムリエなどの資格を取る人もいます」

Q.例えば、仕事やプライベートでお酒を飲む際は、自社商品を選ぶことが多いのでしょうか。

担当者「自社製品を飲むことが多いですが、業界の動向を知る目的で他社の新製品などを飲むこともあります」

Q.世間で「オンライン飲み会」がブームとなっていますが、社内の人同士でオンライン飲み会を行うことはあるのでしょうか。

担当者「社内でも、オンライン飲み会を実施することがあります。オンラインの場合、お店への移動や人数の制限がないため、対面での飲み会と比較して、より自由な環境になっていると感じます。オンライン飲み会ではこのような新たな発見もありますが、やはり、新型コロナウイルスが早く収束して、また飲食店でおいしい料理と一緒に飲み会を楽しみたいです」

Q.オンライン飲み会はラストオーダーや終電を気にしなくていい一方、つい際限なく続けてしまう可能性もあります。対面/オンラインに限らず、うまく切り上げるコツや飲み過ぎないためのコツはあるのでしょうか。

担当者「『あらかじめ飲む量をそれぞれ設定する』『終わりの時間を決めておく』などして、切り上げるタイミングを先に共有しておくことで、際限なく続けることを防げるのではないでしょうか。また、飲み会の際はノンアルコール飲料を飲む機会を設けるなど、適正・適量の飲酒を心掛けています」

Q.新型コロナウイルスによる外出自粛や飲食店の時短営業・休業で、飲食店向けのビールなどの売り上げは厳しかったのでしょうか。また、缶チューハイなど家庭用商品の売り上げに変化はありましたか。

担当者「多くの飲食店が営業時間を短縮したり、臨時休業したりしたため、業務用飲料の需要が大きく落ち込んだのは事実です。一方、家庭で飲む商品に関しては、缶チューハイなどを中心に売り上げが伸びています」

(オトナンサー編集部)

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