ローカルプロレスの「ゆるキャラ大戦」が楽しくて、熱すぎる!
名前はスイーツでも戦いぶりは甘くない
たとえば九州プロレス(九州)に所属する「白くま」選手。鹿児島県の名物で、練乳やアイスクリーム、たくさんのフルーツをトッピングしたかき氷がモチーフです。
その愛らしい顔と体型から、特に子どもファンから人気の高い選手です。穏やか、かつのんびりとした性格で、試合が始まってもなかなか戦わず、リング上で転がったり、ロープにじゃれついたりすることが珍しくありません。
しかし、ひとたび“獣性”がムキ出しになると大暴れ。両腕で抱き込んで締め上げる「ベアハッグ」、両手でひっかく「ベアクロー」などで相手を粉砕します。ご当地スイーツの名を冠していても、戦いぶりは甘くありません。
普段は華麗、時に闘志むき出しの沖縄レスラー
次に紹介するのは、北都プロレス(北海道)所属の「ルー・ルルル」選手です。キタキツネをモチーフとし、名付け親はなんとお笑い芸人の博多大吉さん。由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」をテーマ曲に入場しつつ、指でキツネの形を作り、子どもファンと突き合わせるファンサービスが人気です。
得意技は“キツネ式”。ルルル選手が使うと、蝶野正洋選手の得意技「STF」は「STFox」、ハルク・ホーガン選手の必殺技「アックスボンバー」は「Foxボンバー」と呼ばれています。キツネなだけに、指をキツネの形にして技を化けさせるのです。
ゆる~いキャラクターの選手ばかりではありません。華麗な技で観客を魅了するレスラーもいます。「琉球ドラゴンプロレスリング」(沖縄)の「美ら海セイバー」選手で、別名“蒼き海の守り神”。ちなみに、セイバーはライフセーバーに由来します。
美ら海セイバー選手は「ハイフライヤー」と呼ばれる、空中殺法を得意としたファイトスタイルで、まるで波に乗るように美しく宙を舞い相手に飛びかかっていきます。しかし、華麗なだけではありません。強い、悪いレスラーを相手にする際は、闘志をむき出しにして戦う熱さも兼ね備えたヒーローです。

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