自分でしたいことをされると怒る“やりたい期”娘の漫画 でもママのを頼むと…「吹き出した」
「何でも自分でやりたい」時期の娘を描いた漫画が話題に。自分がやりたかったことをママがすると、泣いて怒る3歳の娘ですが、ある日…。
「何でも自分でやりたい」時期の娘を描いた漫画がSNS上で話題となっています。自分がやりたかったことをママがすると、泣いて怒る3歳の娘。ある日、パックジュースにうっかりストローを刺してしまうと案の定、娘が怒り出し…という内容で「分かる」「吹き出しちゃいました」「育児は毎日想定外」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
手ごわかった「やりたかったのに!」は?
この漫画を描いたのは、自営業(育児休業中)の園田お千絵(ペンネーム)さんです。インスタグラムでは、3歳と1歳の子どもたちの育児日記を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
園田さん「2019年の夏ごろ、夫が『iPad Pro』『Apple Pencil』を買ってくれて、手軽にお絵描きができるようになったのが直接的なきっかけです。現在3歳の上の子の出産直後から、育児日記的な漫画を残したいと思っていたのですが、育児の忙しさに翻弄(ほんろう)されて全然できていませんでした」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
園田さん「オチのセリフがあまりにもおかしくて、いいネタだなと思ったので備忘録的な感じで描きました」
Q.ストローを刺したいのは、いつも自分の分だけなのですか。
園田さん「言われてみれば…今までやってくれたことは確かにありますが、『やらせて』と言われたことがないと、今気付きました」
Q.やりたいことができなかったときは、やり直せば、機嫌を直してくれるのでしょうか。
園田さん「だいたいは、やり直してもめちゃくちゃ怒ってます(笑)」
Q.これまで、特に手ごわかった「やりたかったのに!」は。
園田さん「娘がお風呂で体を洗っていて、背中が洗えていなかったので、ちょっと触っちゃったくらいの感じで背中に泡をつけたら秒でバレて、大泣きされて泣きやまず、お風呂からも出ず、出てからも『おかあしゃん、ゆいちゃんのこと洗っちゃったよねえ』と言われ続けたやつでしょうか」
Q.「自分のことは自分で~」は、いつも園田さんが娘さんに言っていることなのですか。
園田さん「言った記憶がないのですが、もしかしたら私が忘れているだけなのか、私以外の誰かに言われたのか、YouTubeなどで見たのか…謎です(笑)『目を見て話す』のは、大事な話や本気で褒めるときにはしますが、私が言うときは『お母しゃんの目を見て』と前置きするのでこれも少し違う気が…多分、まねとかではなく、本人が一番伝えたかったことを一番効果的だと思う言い方で、自分で考えてやったのかもしれません」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
園田さん「ただ個人的に面白い話だったので、記録のために描いただけだったのですが、『分かります』『うちもです』などと言っていただき、『あるあるなんだなあ』と新鮮な気持ちでした。共感していただけてうれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
園田さん「このアカウントでは、これからも変わらぬスタンスで、子どもたちと時々夫の、子育てにまつわる個人的に面白かったエピソードをゆるく描いていくつもりです。
また、インスタ漫画というカテゴリーでは一昨年、父がキックスケーターで急坂を下って転び、後頭部を強打して頭蓋骨骨折と脳出血で死の淵をさまよったという、笑えるような笑いづらいエピソードがあるのですが(ありがたくも奇跡的に回復しました)、その前後の話もいつか描くかもしれません」
(オトナンサー編集部)
可愛くない。