登山客の女性を、父に教わった“山姥”と勘違いして怖がる息子の漫画が「笑いました」
「妖怪」に興味津々の息子について描いた漫画が話題に。父から、山に住んで人を食べる「山姥」の話を聞いた息子でしたが…。

「妖怪」に興味津々の息子について描いた漫画がSNS上で話題となっています。父から、山に住んで人を食べる「山姥(やまんば)」の話を聞いた息子。その後、家族で外出した際に登山客の姿を見かけると…という内容で「フフって笑いました」「旦那さんのコメントがツボ(笑)」「相手に聞こえてるかな?」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
現在3歳の息子は「超知りたがり」
この漫画を描いたのは、ユキミさん(ペンネーム)さんです。主婦業の傍ら、育児漫画家としてインスタグラムやブログ、育児系ウェブサイトで作品を発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ユキミさん「息子の、失礼ながらも子どもらしい勘違いがかわいかったので漫画にしました」
Q.妖怪に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。
ユキミさん「まずは『おばけ』の認識から始まったようです。『おばけは怖いもの』と気付き、その後は世の中の怖いもの全般に疑問を持ち始めました。夫が妖怪の存在を教えてからは、『超知りたがり』の性格ということもあり、どんどん興味を持ったようです」
Q.息子さんは「妖怪は実在する」と思っているのですか。
ユキミさん「その辺りは意外とさっぱりしているようで、あくまで『妖怪はファンタジー』と割り切る3歳児です(笑)」
Q.息子さんの、お気に入りの妖怪は。
ユキミさん「ぬりかべが好きなようですが、絵を見ずに父から聞いた説明だけで想像しているので、息子の中では『真っ白な翼が生えていて、優しくて強い』というファンシーな設定です。実際のぬりかべを見たらショックを受けるかも…ちなみに、母である私は水木しげるさんが描く一反木綿が好きです」
Q.最終的に、誤解は解けたのでしょうか。
ユキミさん「『山ガール=登山をたしなむ女性』という解釈は、まだできていないようです。今後、登山者を見て山姥と間違えることはないかと思いますが、言葉の解釈としては『山ガール=山姥の手下』くらいに思っているのではないでしょうか」
Q.今後の「妖怪教育」はどのように進める予定ですか。
ユキミさん「図鑑を探しているのですが、絵が怖いものが多いので、怖がりの息子はまだ見られそうにないです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ユキミさん「実は、息子の反応より夫の最後の要らんツッコミへの反響が大きかったです(笑)うちの夫は『超現実主義者』なのですが、それゆえに『ちょっとそこはスルーしといてや』というような少々のツッコミどころを、流してくれないです。フォロワーさんの中にも、会話をややこしくする系の旦那さまが結構多いらしく、意外なところへの共感がうれしかったです」
(オトナンサー編集部)
この画面の削除方法をおしえてください
不要です。邪魔です。うるさい。