駄々をこねる息子に言うことを聞かせる“母の作戦”描く漫画 「使ってみます」と反響
息子が駄々をこねたときの母の作戦を描いた漫画が話題に。リンゴではなく、ミカンが食べたいと駄々をこねる息子に母親は…。

息子が駄々をこねたときの母の作戦を描いた漫画がSNS上で話題となっています。リンゴではなく、ミカンが食べたいと駄々をこねる息子。母親は「ないものはないっ」と返していましたが、効果がないのである作戦に出て…という内容で「なるほど」「使ってみます」「演技力が必要ですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
同じ悩みを抱えるママに試してほしい
この漫画を描いたのは、主婦のにくまん(ペンネーム)さんです。2人の子どもと夫との日常を描いた漫画をインスタグラムで発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
にくまんさん「息子が5カ月の頃からです。笑えることがたくさんある毎日で、それを家族に伝えていくうちに、もっとたくさんの人と共感し合えたら楽しいだろうなと思ったのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
にくまんさん「この作戦が大成功したので、同じことで悩むママさんに試してほしかったからです」
Q.この解決法は、いつごろ、どのように思いついたのでしょうか。
にくまんさん「息子がおしゃべりできるようになった頃、息子も私も見たかったテレビの録画ができていなかったことがありました。息子と一緒に嘆いていたら息子が私を慰めてくれたことを思い出し、この作戦を実行しました」
Q.ほかにも、この作戦で成功したエピソードはありますか。
にくまんさん「お風呂に入ってくれないときは、『一緒に入ってくれないと、かっか寂しいよおおおお』と泣きまねをしたり、息子が独り占めするお菓子を分けてほしいときは、『かっかもおなかペコペコ、食べたいよおおおお」と言ったり(笑)いろいろな場面で成功しています」
Q.このほか、オリジナルの「作戦」でお勧めのものはありますか。
にくまんさん「子どもって、泣いた後は機嫌が戻るまで時間がかかりますよね。そういうときに、私が息子に決まってすることは、『効果音をふんだんに使ったやり取り』です。涙を拭いてあげるときに、大げさに『ピッピッピーーーッ』と言ったり、ちょっとソファに座るときに『ドッススーンッ!!』と言ったり。息子は笑ってまねしてくれます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
にくまんさん「『演技派ですね~!』と笑っていただけたり、『その手があったか、試してみます!』と言っていただけたり。描いてよかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
にくまんさん「面白エピソードはもちろん、つらくて涙したことや夫とのけんかなど共感し合えそうなこと、『これは私だけだろうな』ということも皆さんに伝えて、いろいろな意見を聞きたいです。インスタ以外では、息子や娘に絵本を描いてみたいです」
(オトナンサー編集部)
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