【漫画】ブタとコーラが“お金”代わり!? パプアニューギニアの“不思議な文化”に「実に興味深い!」
インスタグラムで公開されているイラストレーターのパプア服部さんの漫画が「実に興味深い!」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

イラストレーターのパプア服部さんが描いた6つの漫画がインスタグラムで合計3600以上の「いいね」を集めて話題となっています。
作者は、パプアニューギニアのエンガ州で仕事をしています。エンガ州は、ブタとコーラが重要な役割を果たす社会。また出産や育児においても、日本とは異なる不思議な慣習に満ちていて…という内容で、読者からは「実に興味深い文化ですね!」「この年になっても初めて知ることがあった」などの声が上がっています。
暮らして見えてきたパプアの文化
パプア服部さんは、インスタグラムで作品を発表しています。パプア服部さんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
パプア服部さん「約2年前から漫画の舞台になっているパプアニューギニアのエンガ州で勤務しているのですが、視察で日本人の方が訪れたんです。私自身は慣れてしまっていたエンガ州の文化に興味や関心を示されていたので、今回漫画にしてみようと思いました」
Q.「ブタとコーラで回る世界」について、どのように感じていますか。
パプア服部さん「よくよく考えてみると非常に理にかなった文化だと感じています。一見するとヘンテコな文化ですが、結局は日本のお香典やご祝儀などがコーラになっているんです。現地だとお金よりもコーラの方が使いやすく、コーラが積み重なっていると自分の威厳も示しやすいのかと。レートは詳しく決まっていませんが、『組織として贈るなら、最低でも5カートンはないと示しがつかない』『とてもお世話になった人へ贈るなら、10カートンだよね』といった感覚です」
Q.出産や子育てに関するしきたりについては、どのように感じましたか。
パプア服部さん「先進国や西洋文化的な視点で見ると、エンガ州のしきたりは一見冷たい印象を受けます。父親と子どもを遠ざけてしまうものなので。しかし、かつての彼らを取り巻く時代や環境や文化に鑑みると、『よく考え抜かれたものだ』とも思います。ただ時代が進むにつれ、このしきたりも最善のものとは言えなくなってきています。社会環境もどんどんと変わってきていますし。今後も彼らがどのような文化を作り上げていくのか、見守っていきたいですね」
Q.パプアでの生活や活動において、特にどのようなことに魅力ややりがいを感じていますか。
パプア服部さん「パプアで生活することの一番の魅力は、彼らの文化をひもとくことで、自分たちの文化を見つめ直せることです。私の見解ですが、日本とパプアニューギニアは対極の価値観・文化を持っています。そのため、最初は彼らの行動を受け入れられないことが多いです。しかし、彼らの時代背景や環境などを注意深く探ることで、新たな気付きを得られたり、折り合いをつけられたりすることがあります。パプアの人たちは口下手な人が多いので、彼ら自身からその情報を聞き出すのは難しいのですが、自分の力で納得のいく答えや法則を見つけられたときは、とても楽しいです」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
パプア服部さん「子ブタに授乳する文化について、『痛くないのか?』と興味を示してくださる方や、コーラが通貨の代わりになり得る文化にびっくりされている方がたくさんいらっしゃいました。私としては『パプアな文化だなあ』程度にしか思っていなかったので、こんなに反響があるとは意外でした」
(オトナンサー編集部)


























































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