【漫画】美容師、苦悩…客たちの“予想外な行動”の数々に「理不尽!」「人間不信になる」
インスタグラムで公開されている美容師兼イラストレーターのTAKUOさんの漫画が「接客業は本当に大変!」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

美容師兼イラストレーターのTAKUOさんの漫画「美容師困惑お客さんあるある」が、インスタグラムで5500以上の「いいね」を集めて話題となっています。
美容師をしていると、お客さんからのさまざまな要望やクレームに困惑したり、落ち込んだり。そんな現場ならではの数々のエピソードを描いた作品に、読者からは「共感!」「理不尽なお客さん、けっこういますよね」「楽な仕事はありませんね…」などの声が上がっています。
無茶な注文、無断キャンセル…美容師“あるある”の実態
TAKUOさんは、インスタグラムやブログ「たくおの美容師物語」などで作品を発表しています。TAKUOさんに作品について話を聞きました。
Q.今回、漫画「美容師困惑お客さんあるある」を描いたきっかけを教えてください。
TAKUOさん「美容師をしていると、技術面の指摘を受けることよりも、『お客さんの人柄で困る瞬間の方が多い』と感じることが意外と多くて。でもそれってこちら側しか知らないし、外から見ても伝わっていないことだなと思いました。であれば、そのリアルをそのままエンタメにしたら面白いし、共感も生まれるのではないかと思って描きました」
Q.作品のエピソードの中で、TAKUOさんが最も困惑するお客さんの行動は何ですか。
TAKUOさん「キャンセル癖のあるお客さんですね…。キャンセルは誰にでもあることなので、キャンセルすること自体は仕方がありません。しかし、キャンセル『癖』があるお客さんは、本当に困ります。単純にその時間の売上が失われるだけでなく、本来であれば他のお客さんのご予約を取れたはずなので、影響が大きいんです。僕のお客さんでも、これまでに1人だけキャンセル癖のあるお客さんがいらっしゃいました。5回ご予約をいただいても、1回来店されればいい方というぐらいで…。約6年ほどのお付き合いがありましたが、最終的にはやむを得ずサロンへの出入りをお断りさせていただきました」
Q.無理難題なオーダーを受けたとき、どのように対応していますか。
TAKUOさん「まず、『否定から入らないこと』を意識しています。そのうえで『なぜできないか』ではなく、『どうすれば近づけられるか』を伝えます。例えば『ブリーチなしでこの色にしたい』と言われたら、現実的に出せる色の範囲と理想との差をきちんと共有し、メリット・デメリットをしっかりと理解していただいたうえで、仕上がりのイメージに納得してもらうようにします」
Q.今作に描かれているエピソード以外にも、「美容師困惑お客さんあるある」はありますか。
TAKUOさん「『美容室に適していない服装』をしてくるお客さんです。代表的なのは、パーカやタートルネック、オールホワイトなど。これらの服装は施術がやりにくくなったり、お客さんの服を汚してしまうリスクがあったり、仕上がりに影響が出てしまったりする恐れがあるので、できれば控えてほしいですね(笑)」
Q.逆に、「この人、通だな」「やりやすい」と思うお客さんの行動はありますか。
TAKUOさん「仕上がりのイメージを、僕が作ったヘアスタイル写真の中から選んで持ってきてくれる方ですね。ほとんどの方がSNSや他社のヘアカタログから見つけてきた、『他の美容師さんのスタイル』を持ってこられるのですが、そのお客さんは、高校生ながら毎回それをしてくれていて。これって実はなかなかできることではないんです。『僕に髪を整えてもらいたいと思って、お店に来てくれているのだな』と、毎回感激しています」
Q.漫画「美容師困惑お客さんあるある」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
TAKUOさん「クチコミのあるあるについて、『これはマジでなえる』『美容師を辞めようかなと思ったこともある』『人間不信になる』など、多くの共感コメントをいただきました。悪いクチコミを見た瞬間は、確かに立ち直れないほど落ち込むのですが、貴重なご意見をいただいたと思って、どれもその後にいかしています」
(オトナンサー編集部)






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