「カビに見えて不安」「農薬?」 ブドウの表面に付いた「白い粉」って安全なの?→管理栄養士に《正体》を聞いた結果
「皮ごと口に入れる」に抵抗感?
しかし、「白い粉のよう」な見た目をしているために、ブルームのことをホコリやカビ、農薬などと勘違いし、口にすることを不安に思うなど、「誤解」している人も少なくないようです。特に、ブドウのように「皮ごと口に入れる」ことも多い果物の場合、抵抗感を抱く人も少なくないのかもしれません。
先述の通り、ブルームは果実や野菜の中に含まれる脂質から作られた「天然の皮膜」です。鮮度のよさを示す物質でもあるので、安心して召し上がっていただきたいです。ブルームがしっかり出ているものは、皮が薄く、みずみずしいものが多いです。さっと水洗いすると水をはじきますが、無理に洗おうとしなくても、そのまま食べることができます。
ちなみに、ブルームが誤解されたことがきっかけで品種改良された野菜に、キュウリがあります。ブルームがないキュウリは皮がしっかりしていて身がやわらかいものが多く、ブルームが出ているものは皮が薄くて実がシャキシャキしています。好みで選ぶとよいですが、最近、店頭に並んでいるキュウリには、ほとんど付いていないようです。
最後に、ブドウの適切な保存方法をお伝えします。
ブドウは非常にデリケートな果物なので、すぐ冷蔵庫に入れましょう。一房ずつポリ袋か新聞紙で包み、野菜室で保存すると5日程度は保存できます。
さらに保存状態を高めるためには、房から5ミリ程度の枝をはさみで切り離し、野菜室で保存しましょう。果実を切り離すことで、枝に水分や栄養を持っていかれるのを防げます。また、少し枝を残しておくことで、付け根の部分が悪くなりにくくなります。この方法で、1週間程度保存できます。
なお、ブルームはブドウを乾燥から守ってくれるので、洗わずに保存するのがおすすめです。
(オトナンサー編集部)





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