愛する人を亡くした女性が自分宛ての手紙を読む漫画 “僕”の願いが記され…号泣する人多数
愛する人を亡くした女性を描いた漫画が話題に。愛する人の部屋へ行った女性は自分宛てに書かれた手紙を見つけ…。

愛する人を亡くした女性を描いた漫画「君が死んだあとの私の物語」がSNS上で話題となっています。愛する人の部屋へ行った女性。そこで自分宛てに書かれた手紙を見つけ、読んでみると…という内容で、「傑作」「元気が出た」「号泣した」「大切に生きようと思った」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
ふと思い浮かんだせりふから制作
この漫画を描いたのは、色のん(ペンネーム)さんです。普段は別の仕事をしながら、漫画やイラストを描いています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からですか。
色のんさん「物心ついた頃から描き始めていたと思います」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
色のんさん「ふと思い浮かんだ、『僕を忘れるための○○の約束をしよう』というせりふから制作しました。『“僕”はなぜ忘れてほしいと願ったのだろう』というところを突き詰めてみたところ、あのようなストーリーになりました」
Q.忘れたくても忘れられないこと、忘れずにいたい思い出などはありますか。
色のんさん「どちらもありますね。特に、忘れずにいたいことは多いです。思い出を振り返った際に大切に思えるよう、常に幸せに生きようと思っているのですがなかなか難しいです」
Q.悲しいことや、つらいことがあった場合、どのようにして乗り越えますか。
色のんさん「とにかく落ち込みます。落ち込み切った後は、立ち直るだけですから。落ち込む間は、嫌なことや寂しいことを何度も思い出すので、とにかくつらいですね」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
色のんさん「『感動した』と言っていただけることが多いです。実際に今回の漫画のような経験をした方からの意見も頂き、『作品を読んで前に進もうと思えた』と言っていただけたときは泣きそうになりました。
読んで優しい気持ちになれる物語は本当に素敵だと思っているので、『優しいお話』だと言っていただけたのも、とてもうれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
色のんさん「従来通り短編の4ページ漫画を描きつつ、キャラクターを重視した連載漫画も描いていきたいなと思っています。描きたい話がたくさんあるので、ジャンルを問わずさまざまな漫画に挑戦していきたいです」
(オトナンサー編集部)
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