矢本悠馬「『役作り』という言葉を信じていない」 「ノーマーク爆牌党」で雀士役
映画「ノーマーク爆牌党」で鉄壁保を演じた矢本悠馬さんに単独インタビュー。NON STYLE・石田明さんとの共演や、雀荘のイメージなどを聞きました。

映画「ノーマーク爆牌党」で爆岡弾十郎を演じた、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明さんと、鉄壁保を演じた矢本悠馬さん。同作は、アマチュア麻雀で全国2連覇を成し遂げ、プロ入りが期待される鉄壁ですが、3連覇がかかった大会前日、自ら「天才」と称する爆岡が鉄壁に勝負を持ちかけて…片山まさゆきさんの同名漫画の実写化作品です。
オトナンサー編集部では、矢本さんに単独インタビューを実施。石田さんとの共演や、雀荘のイメージ、オフの日の過ごし方などを聞きました。
性格は鉄壁ではなく、爆岡に似ている
Q.演じられた鉄壁と似ているところはありますか。
矢本さん(以下敬称略)「ないです。まるで逆じゃないかと思います。どちらかと言えば、性格は爆岡に似ていると思います。こんなに繊細でシャイでおとなしくて、ずっと自分の中で自分と向き合ってしゃべっている、というタイプではないです」
Q.役作りはどんなことをされたのでしょうか。
矢本「『役作り』という言葉を信じていないんですよね。出会った人間の中に鉄壁みたいな人がいたり、テレビや漫画など他の表現で出てきたりするので、記憶の引き出しとすり合わせていくという作業ですね。役作りがどういうものなのか人それぞれ違うと思うし、僕自身は役作りが分からないので、その中で鉄壁に近づけるように引き出しを出して表現していきました」
Q.石田さんとは現場でどんな話をされていたのですか。
矢本「僕がお笑い好きで、お笑いを見るのが趣味なので、お笑いの話とかNON STYLEさんのネタの話とかをしていました。お互いフレンドリーで、子どもっぽい部分がある男って感じで本番以外はふざけていました(笑)」
Q.雀荘に初めて行かれてどうでしたか。
矢本「思ったよりきれいでした。イカツイおじさんたちが、タバコをふかしながら麻雀をやっているというのが僕のイメージでした。テレビで放送されているプロの麻雀も見たことがなかったので。喫煙スペースがあったり完全禁煙のところもあったりして、イメージと違うと思いました」
Q.リフレッシュにはどんなことをされていますか。
矢本「面白い漫画に出会った時か、フィギュアを集めているのでフィギュアを飾った時が一番リフレッシュします。漫画とフィギュアが趣味なので、そこかもしれないですね」
Q.オフの日の過ごし方を教えてください。
矢本「一歩も家から出ずに、起きて食事の注文して、食事が来るまでに撮りだめしてあるバラエティーを見て、食事が届いたら食べながらテレビを見るのが無理なので漫画を読みながら食べています。漫画が終わると、映画を2本くらい見て、お笑い見て、漫画読んでそれの繰り返しです。ほとんど動かないですね」
Q.お酒は好きですか。
矢本「お酒好きというよりは飲みの場が好きですね。お酒自体、あまり詳しくないです。よく飲むからお酒に詳しいと思われて、お酒好きな人たちがいろいろ教えてくれたりするのですが、ポカンとしています」
映画「ノーマーク爆牌党」は10月27日から全国公開。
(エンタメチーム)
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