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「スカイライン-奪還-」リアム・オドネル監督に聞く、エイリアンの工夫と注目ポイント

映画「スカイライン-奪還-」のリアム・オドネル監督に単独インタビューを実施。制作期間やエイリアンの見せ方などを聞きました。

リアム・オドネル監督
リアム・オドネル監督

 映画「スカイライン-奪還-」のPRで来日したリアム・オドネル監督。同作は、突如として現れた謎の生命体による地球征服の3日間を、冷徹なリアリティーと最新のVFXを駆使して描いた「スカイライン-征服-」の続編で、侵略されるがままだった人類が立ち上がり、地球奪還の激しいバトルを繰り広げます。

 オトナンサー編集部では、オドネル監督に単独インタビューを実施。制作期間やエイリアンの見せ方などを聞きました。

フランク・グリロを想定しながら脚本

Q.前作から時間がたっていますが、制作にはどれくらい時間がかかったのでしょうか。

オドネル監督(以下敬称略)「約7年ですね。2010年の秋口にコンセプトを用意し始めました。ただ、他のプロジェクトも同時進行で動いていたので、なかなか手をつけられずに寝かせていました。

2014年に撮影用の脚本ができました。そこから、いろいろと動き出し、主演のフランク・グリロを想定しながら脚本を書き、ダメ元で彼に原稿を送ったら喜んで役を引き受けてくれました。2017年の前半に完成し、秋に映画祭に出しました」

Q.フランク・グリロさんの魅力を教えてください。

オドネル「映画『ウォーリア』を見て対決シーンがすごくて、そこに引かれました。制作のマシューの父親がマサチューセッツで警官をしており、彼はとても厳しいのですが、心はとても優しい人でした。それがフランクと重なり、脚本も何となく彼を想定しながら書きました」

Q.前作はマンションの一室で物語が展開しました。今回はロサンゼルスに始まり、宇宙船、ラオスと舞台を移していきました。その理由は。

オドネル「1作目の反動と言いますか(笑)ずっと同じ場所にいるので、今回は常に前進しているイメージが欲しかったのです。1作目は、実験的に1つのロケーションでしたが、今回は、後ろは振り返らずどんどん前に行くという感覚が欲しかったので、場面を次々に変えていきました」

Q.エイリアンの造形を作るにあたり、どんなアイデアが出てきたのでしょうか。

オドネル「まず、『タンカー』と呼ばれる巨大エイリアンは前作を引き継ぎ、ゴリラやキングコングっぽいデザインにしました。新しいタンカー『アルファタンカー』はスリムなデザインで機敏に動けるようにして、対照的にしました。

エイリアンのパイロットは、前回はCGでしたが、今回は人が入るのでデザインを変えました。パイロットは敵でもありますが、一部ヒーローとしても活躍するので、グロテスクになりすぎず、強さを強調でき、応援したくなるデザインにしました」

Q.エイリアンの見せ方で気をつけた点は。

オドネル「敵のシェパードは、パイロットがゴツい作りなので、対照的にフェミニンにしてツルッとした姿になっています。動きも素早くシャープで、頭が良さそうに見えるデザインにしました」

Q.敵側のエイリアンは青い光でしたが、人間に味方してくれるエイリアンは赤い光です。この配色にした理由は。

オドネル「1作目は青い光で人間を誘拐して宇宙船に呼び込んでいたので、青はそういう使い方をしなければいけません。赤は人とのつながりのある色だと思います。血液も臓器も赤です。彼らにまだ人間性が残っており、人間性の生の感情を表したいと考えると赤が適していると思いました」

Q.今回のエイリアンとプレデターはどちらが強いのでしょうか。

オドネル「プレデターはいろいろなテクノロジーを持っているので、面白い戦いになると思います。パイロットとプレデターならパイロットは一発でやられます(笑)プレデターは人間のような存在でもあるので、戦い方によります。いつか、その戦いを見たいです。ちなみに、僕とフランクが戦ったら僕は一発で負けます」

 映画「スカイライン-奪還-」10月13日から全国公開。

(エンタメチーム)

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