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「ZERO」有働由美子アナ、「報ステ」徳永有美アナ…今、司会者が交代する理由

「NEWS ZERO」メインキャスターの有働由美子アナ、「報道ステーション」サブキャスターの徳永有美アナなど、今秋の番組改編では、司会者の大規模な交代が行われます。その理由を筆者が考えます。

「火曜サプライズ」新MCのヒロミさん(Getty Images)
「火曜サプライズ」新MCのヒロミさん(Getty Images)

 今秋の番組改編発表会が各局で行われ、新番組やリニューアルなどの詳細が明らかになりました。

 中でも、注目度が高いのが司会者の交代。「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のメインキャスターに有働由美子アナ(49歳)、「報道ステーション」(テレビ朝日系)のサブキャスターに徳永有美アナ(43歳)、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)のMCに小松靖アナ(43歳)の就任が発表されました。

 バラエティーでも、「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)のMCに新人の岩田絵里奈アナ(23歳)、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)の秘書(アシスタント)に新人の市來玲奈アナ(22歳)、「火曜サプライズ」(日本テレビ系)のMCにヒロミさん(53歳)と青木源太アナ(35歳)が就任。さらに、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)も、すでにサブMCの弘中綾香さんが卒業しました(後任は未発表)。

 年に2回の大型改編期とはいえ、ここまで変わるのは異例。テレビ番組の司会者は、どんな理由とタイミングで交代しているのでしょうか。

テコ入れ意識の強い日テレとテレ朝

 最も多い理由は、「リニューアルで再浮上を狙う」ため。視聴率が横ばいか、少し落ちた時、「すぐに番組を終わらせる」のではなく、「番組の顔である司会者を代えてリフレッシュしよう」というのがテレビ局のセオリーなのです。

 これは「視聴率が落ちてからでは遅い。このままでは打ち切りにするしか選択肢がなくなってしまう」「番組のパワーがあるうちに手を打っておこう」という考え方によるもの。上記の番組は日本テレビとテレビ朝日に集中していますが、それぞれ安定した人気を得ていることから、両局のテコ入れの意識がいかに高いかを物語っています。

 ただ、「アナウンサーの場合は比較的スパッと変えられるものの、タレントは難しい」というのが実情。「タレントにはハッキリとしたキャラクターがあるため、番組が変わり過ぎてしまう」「固定ファンの反感を買いやすい」などの問題があるからです。

 実際、「火曜サプライズ」は、MCを務めるウエンツ瑛士さんのキャラクターをベースにしたロケ番組だけに交代は難しいのですが、「ロンドン留学」という強い意志によって実行されることになりました。しかし、ネット上には早くもファンからの批判が飛び交うなど、現在の人気をキープできるかは未知数です。

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木村隆志(きむら・たかし)

コラムニスト、テレビ解説者

雑誌やウェブに月間20本強のコラムを提供するほか、「週刊フジテレビ批評」などに出演し、各局のスタッフに情報提供も行っている。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、新番組と連ドラはすべて視聴するなど1日のテレビ視聴は20時間超(同時含む)。著書に「トップ・インタビュアーの『聴き技』84」「話しかけなくていい!会話術」など。

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