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「インクレ」Pのジョン・ウォーカーさん「3年間毎日戦っていた」

ディズニー/ピクサーの最新作「インクレディブル・ファミリー」プロデューサーのジョン・ウォーカーさんに単独インタビュー。今回の挑戦や、子育ての思い出などについて聞きました。

ジョン・ウォーカーさん
ジョン・ウォーカーさん

 ディズニー/ピクサーの最新作「インクレディブル・ファミリー」プロデューサーのジョン・ウォーカーさんがこのほど、プロモーションのため来日しました。

 同作は、スーパーパワーを持つ、「Mr.インクレディブル」ことボブたち家族の物語。母ヘレンがイラスティガールとしてヒーロー活動を再開し、代わりに家事全般を担当することになったボブは、息子ジャック・ジャックに悪戦苦闘の毎日。そんな中、新たな危機が家族に忍び寄り…というストーリーです。

 オトナンサー編集部では、ウォーカーさんに単独インタビューを実施。今回の挑戦や、子育ての思い出などについて聞きました。

父親が家事、ノーマルであるべき

Q.母親がヒーロー活動を、父親が家事をするなど、世情が反映されていると感じました。何か気をつけたことはありますか。

ウォーカーさん(以下敬称略)「ヘレンがヒーロー活動し、ボブが家庭に入るというのはブラッド・バード監督が前作から考えていたことでした。社会的な背景から考えたわけではなく、ヘレンがヒーロー活動をして、ボブがそれを嫉妬(しっと)すると面白いかなというアイデアでした。母親が働き、父親が家事をすることはノーマルであるべきで、普通なことだと思います」

Q.今回の一番の挑戦は何でしょうか。

ウォーカー「いつも、いいストーリーを作ることがチャレンジです。時間がない中、クオリティーを犠牲にせず、いいものを作るのは挑戦でした」

Q.前回の来日時、ブラック・バード監督を絶賛されていました。今回はどうでしたか。

ウォーカー「ひどかったです。とても失望しました(笑)冗談です。とても才能豊かで、20年来仕事をしていますが、彼のファンです」

Q.現場では、監督とどんな話をされましたか。

ウォーカー「もっと早くしろとか、なんでそんなにお金がかかるのかと言っていました。ここには来ていませんが、ニコルというプロデューサーもいて、3人で毎日けんかをしていた感じでした。3年間毎日戦っていた気がします。こういうことをやりたいと思っても時間やお金がなく、その中から選ばなければなりませんでした」

Q.もし「3」ができたら、日本人ヒーローが出る可能性はありますか。

ウォーカー「現時点では続編の予定が全くないのでノーです。プランがないという意味で(笑)3作目ができるとして、また14年かかったら、私に酸素が必要です」

Q.ジャック・ジャックの子育てが描かれています。子育ての思い出を教えてください。

ウォーカー「2人娘がいて、孫が16カ月です。娘の一人がインクレディブルファミリーの長女と同じ名前で『ヴァイオレット』というのですが、彼女が子供を産んで8カ月の頃、『なぜ子育てがこんなに大変だと教えてくれなかったの』と怒られたので、『ぴったりの映画を作っているから見なさい』と言いました。

赤ちゃんのジャック・ジャックは、若い親が子どもを育てる時の大変さを表しています。子どもはどんどん変わっていくし、親の人生を支配してしまいます。ある意味、スーパーパワーを持っています」

 映画「インクレディブル・ファミリー」は8月1日から公開。

(エンタメチーム)

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