新社会人、初任給は何に使う? 3位「親へ贈り物」、2位「生活費」、1位は? “貯金平均額”も判明
ソニー生命保険が「社会人1年目と2年目の意識調査」を実施。新社会人の平均貯蓄額などが判明しました。

ソニー生命保険(東京都千代田区)が、毎年恒例の「社会人1年目と2年目の意識調査」を行い、その結果を発表しました。
同調査は今回で10回目。今年は、2月21~24日にかけて、20〜29歳の男女で、2023年春から働き始める社会人1年生500人と、就職してから1年が経つ社会人2年生500人を対象に、インターネットで実施。1000人の有効回答を集計しました。
社会人1年生に、初任給はどのようなことに使いたいか聞いたところ、3位は「親への贈り物を買う」で27.4%、2位は「生活費(食費など)に充てる」で29.6%、1位は「貯金に回す」で44.4%でした。初めての給料は貯蓄し、これからの生活や将来に備えたいと考えている人が多いようです。
一方、社会人2年生には、初任給をどのようなことに使ったのかを聞きました。3位は「生活費(食費など)に充てる」で24.4%、2位は「自分にちょっと良い物を買う」で25.8%、1位は「貯金に回す」で34.2%という結果でした。
さらに、社会人2年生に、社会人1年目の生活でかかったお金について質問しました。3位は「身だしなみ(スーツ・化粧品など)」で平均4万4312円。2位は「実家に入れた」で平均12万9459円。1位は「プライベートな付き合い・交際」で平均21万2604円という結果が判明しました。
社会人2年生に、貯蓄や収入についても聞きました。社会人1年目の生活で貯蓄した金額については「100万円以上」が23.0%、「50万円〜100万円未満」が20.6%という結果で、平均49万円ということが分かりました。
昨年の調査結果と比較すると、貯蓄した金額の平均は、62万円から49万円と13万円減少。新型コロナの流行が沈静化し外出の機会が増えたり、相次ぐ値上げで出費がかさんだりした結果、貯蓄よりも消費にお金を回した人が多いのではないかということです。
(オトナンサー編集部)
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