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ウェス・アンダーソン監督「犬ヶ島」主演声優、11歳のコーユー・ランキンにインタビュー!

ウェス・アンダーソン監督の映画「犬ヶ島」で主演声優を務めたコーユー・ランキンさんにインタビュー。オーディションの様子や、お気に入りの犬などについて聞きました。

コーユー・ランキンさん
コーユー・ランキンさん

 ウェス・アンダーソン監督の映画「犬ヶ島」で主演声優を務めた、コーユー・ランキンさんが来日しました。同作は、今から20年後の日本が舞台。「ドッグ病」が蔓延し人間への感染も恐れられていたため、犬たちは「犬ヶ島」へ追放されます。飼い犬を捨てられた少年アタリ(ランキンさん)は、愛犬を探すために犬ヶ島へ飛行機で訪れ…というストーリーです。

 オトナンサー編集部では、ランキンさんに単独インタビューを実施。オーディションの様子やアンダーソン監督との仕事、お気に入りの犬などについて聞きました。

「千と千尋の神隠し」が好き

Q.初主演の感想をお願いします。

ランキンさん(以下敬称略)「ストップモーションアニメなので、絵も音もきれいな映画です。自分の声を客観的に聞くと変な気になります」

Q.アンダーソン監督の映画で好きな作品はありますか。

ランキン「『グランド・ブダペスト・ホテル』と『ファンタスティックMr.FOX』を見ました。両方、大好きです」

Q.アンダーソン監督はどんな人でしたか。

ランキン「とても優しくて落ち着いていました。レコーディングで『ここはうれしそうに言って』『ここでは悲しく』と、いろいろと指示していただきました。僕は初めてお会いしたので、そんなにお話しできませんでした」

Q.オーディションはどうでしたか。

ランキン「ニューヨークで初めてアンダーソン監督とお会いして、練習なしでアタリのセリフをどんどん読んでいきました。オーディションだと思ってひたすら読み続けました。そしたら、1年後にオーディション通過の連絡が来ました」

Q.メインの5匹の犬では、どれがお気に入りですか。

ランキン「レックスです。最初からアタリに優しくて好きです。でも飼うならチーフです(笑)チーフは最初意地悪で、アタリのことはそんなに好きではありませんが、だんだんアタリのことを好きになっていくところがかわいいです」

Q.もしも、大事なものが危険な場所に捨てられてしまったら探しにいきますか。

ランキン「僕の犬なら探しに行きます。でも危ない旅だったら、ちょっと考えます」

Q.お気に入りのシーンはどこですか。

ランキン「アタリがチーフに『グッドボーイ』と言うシーンです。感動しました」

Q.好きな邦画はありますか。

ランキン「『千と千尋の神隠し』が好きです。『犬ヶ島』に出ている夏木マリさんも出ていますから」

Q.今後、どんな映画に出てみたいですか。

ランキン「スーパーヒーローの映画が大好きで、特に『アベンジャーズ』が好きです。好きなヒーローはキャプテン・アメリカです。アイアンマンやスパイダーマンも好きです。でもキャップが一番で、彼の強さには憧れます」

Q.アタリと似ているところはありますか。

ランキン「アタリは優しくて勇気があります。僕も優しくて勇気があります(笑)母の日とかに曲と歌を作って演奏し、それを録画してプレゼントしています」

 映画「犬ヶ島」は5月25日から全国公開。

(エンタメチーム)

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