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「9月病」認知度は1割台、でも経験者は意外と多く…アンケートの結果は?

漢方薬を中心に医薬品を販売するクラシエ薬品が「9月病」をテーマにした実態調査の結果を発表しました。

9月病の経験者はどれくらい?
9月病の経験者はどれくらい?

 漢方薬を中心に医薬品を販売するクラシエ薬品(東京都港区)が「9月病」をテーマにした実態調査の結果を発表しました。「9月病」の認知度は16.5%と低いものの、該当する症状の経験を聞くと、約4割が「経験あり」と回答しました。

経験者は4割近くに

 調査は8月2日~同4日、全国の20代~70代の男女を対象にインターネットアンケートで行い、200人から有効回答を得ました。

 同社によると、夏の暑さのピークが過ぎ、秋に向けて徐々に気温も下がっていく季節の変わり目に、「気分の落ち込み」や「疲れやすい」など、心身に不調を生じる人が多く、そうした不調は「9月病」』と呼ばれているとのことです。

 まず、「あなたは9月病を知っていますか」と聞いたところ、「はい」は16.5%にとどまり、「いいえ」が83.5%と多数を占めました。一方で、「季節の変わり目となる9月ごろに、『やる気が出ない』『中々眠れない』といった心の不調や、『疲れやすい』『頭痛がする』などの『9月病』の症状を感じたことはありますか」と具体的な症状を例示すると、「ある」(14.5%)と「ややある」(25.0%)の合計で約4割となりました。特に、20代では52.5%と、半数を超えました。

 同社は「9月病は、環境の変化による不安やストレスに加え、大きな寒暖差など気候の変化が原因。積極的に歩く、なるべく階段を使う、軽い筋トレ、ストレッチなど、適度な運動を心掛けることと、規則正しい睡眠をとることが、9月病予防には重要」とコメントしています。

(オトナンサー編集部)

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