カビ臭いクローゼットは要注意! 大事な洋服を守る「衣類の湿気対策」、専門家に聞いた
衣類の収納スペースがカビ臭い! どうすればいい?
Q.もし、既にクローゼットなどから「カビ臭い」においがしている場合、また衣類にカビが生えているのを見つけた場合、どうすればよいですか。
有賀さん「カビの臭いがした場合は、クローゼットから衣類を全部出し、中全体を消毒用アルコールなどで除菌して、しっかり乾燥させましょう。目に見えてカビが生えていなくとも衣類にもカビ菌が付着している可能性が高いので、できれば天日干しや酸素系漂白剤、消臭・抗菌効果のある洗剤などを使って洗濯し直し、しっかり乾かしてから収納し直すとよいでしょう。
また、衣類に生えたカビは、素材によって落とし方が異なります。革製品についた白っぽいカビの場合は、陰干しをして衣類の湿気を飛ばした後に、ブラシや消毒用シートなどで拭けば落とせる場合もあります。白物衣類についた黒いカビの場合は、塩素系漂白剤でつけ置きして、カビを落としてから洗濯します。漂白剤を使う場合は必ず、洗濯表示を事前に確認してください。
家庭で洗濯できない衣類や、広範囲にカビが生えてしまって家庭では対処が難しいと感じたら、クリーニング店に持ち込んで相談してみましょう。そして何より、手の施しようがなくなる前に、小まめに衣類をチェックすることが大切です」
Q.その他、衣類の湿気やカビ対策のポイントとは。
有賀さん「この時期は、梅雨が明けても湿度の高い日が多いため、湿気がこもりやすくなりがちです。いつも以上に、換気に気を配りましょう。カラリと晴れた天気のいい日は、換気の絶好のチャンスです。天気に恵まれない場合は扉を開け放って、エアコンのドライ機能などや除湿機を使うのも一案です。
除湿剤を使うなら、用途や広さにあったものを選びましょう。防臭・防カビ効果のあるものや、天日干しをすれば繰り返し使えるタイプもあります。また、クローゼットの下に置いて使うタイプや、ハンガーにかけて衣類の間につるして除湿するタイプ、引き出しに入れるタイプもあります。さまざまなタイプを併用して使うと、より除湿効果が期待できます。除湿剤を使う場合は、たまった水分量を小まめにチェックし、交換しましょう。
先述したように、衣類はよく乾燥させてからしまうのが鉄則ですが、雨が続くなどして乾きが甘いと感じたら、アイロンを使って乾燥させる方法も、除菌を兼ねることができてお勧めです。また、できるだけ衣類を詰め込みすぎず、風通しがよくなるよう、ハンガーにかけた衣類同士には隙間ができるようにしましょう。ハンガーや引き出しの中も、7〜8割程度の量を目安に収納できれば理想的です。この機会に衣類の量も見直してみましょう」
(オトナンサー編集部)

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