オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

戸田恵梨香&大原櫻子、“保母”役で映画「あの日のオルガン」W主演!

戸田恵梨香さんと大原櫻子さんが、2019年陽春公開の映画「あの日のオルガン」でダブル主演を務めます。

戸田恵梨香さんと大原櫻子さん(C)映画「あの日のオルガン」製作委員会

 女優の戸田恵梨香さんと、歌手で女優の大原櫻子さんが2019年陽春公開の映画「あの日のオルガン」でダブル主演を務めることが分かりました。監督は長年山田洋次監督と共同脚本・助監督を務めてきた平松恵美子さん。クランクインに向け、戸田さん、大原さん、平松監督の3人からコメントが届きました。

 同作は第二次世界大戦末期、東京都品川区戸越の保母たちが幼い園児たちと集団疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を映画化。目の前を阻む数々の困難を乗り越え、ユーモアの力を持って突き進んだ“知られざるヒロインたち”の奮闘を描いた物語です。

 戸田さんは保母たちのリーダー・板倉楓を、大原さんは保母の野々宮光枝を演じます。3人のコメントは次の通りです。

<戸田恵梨香さん>

子どもたちを必死に守り抜いた保母さんたちは今では考えられないほどのプレッシャーと苦労だったに違いなく……この作品に参加することを私自身大きな責任と感じています。向き合うことが大変恐ろしくも感じますが、強く生きた女性の姿を力強く懸命に演じたいと思います。

<大原櫻子さん>

今回、野々宮光枝役をやらせていただきます。実話をベースにした今回の題材。戦時中の話なので、その時代を勉強して撮影に臨みたいと思います。私は元々子どもが大好きで、最初お話を頂いた時は素直にうれしかったです。保母さんは並大抵の苦労ではできないお仕事ですが、光枝のキャラクターは楽しんで演じられると思います。

<平松恵美子監督>

太平洋戦争中の学童疎開は有名だが、未就学児の集団疎開についてはほとんど知られていない。しかもそれを言い出し、何十人もの子どもたちと疎開を実行したのが20歳そこそこの若い保母たちだったことはなおさらだろう。幼い子どもたちの命を守るために起こしたこの行動は、彼女たちの戦争に対する精いっぱいの抵抗ではなかったか。隠れた英雄である保母を戸田恵梨香さん、大原櫻子さんたちと創り上げていくことは胸躍る体験となるに違いない。

(オトナンサー編集部)

コメント