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ここ病院だよね? ドイツで目にした“衝撃”の光景、日本人の私が思ったこと…「あるあるすぎるー!!」

ドイツで娘が入院したときの出来事を描いた漫画が話題に。待合室や病室では、ドイツ人のダイナミックさに驚きの連続で…。

漫画「海外あるある ダイナミックドイツ人」のカット=igaayu(igaayu_aruaru)さん提供
漫画「海外あるある ダイナミックドイツ人」のカット=igaayu(igaayu_aruaru)さん提供

 ドイツで娘が入院したときの出来事を描いた漫画「海外あるある ダイナミックドイツ人」がSNS上で話題となっています。2歳の娘が入院することになったドイツ在住の女性。待合室や病室では、ドイツ人のダイナミックさに驚きの連続で…という内容で「あるあるすぎるー!!」「このダイナミックさ分かる!」「私もやめてほしいと思ったことがあります」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

つくづく感じた国民性の違い

 この漫画を描いたのは、主婦のigaayu(ペンネーム)さん(36)です。ドイツ在住で、海外あるあるや日常のあるあるを漫画にしてインスタグラムで発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

igaayuさん「2020年の冬から描き始めました。2人目の出産、引っ越し、コロナ、ホームシックの4コンボで鬱(うつ)になり、自分と向き合った結果、昔から絵や文字を描くのが好きだったことを思い出しました。SNSマーケターの方にコンサルを受けたとき、『漫画で行け!』とアドバイスを受け、漫画のアカウントを開設しました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

igaayuさん「2歳の娘が膀胱(ぼうこう)炎になり、救急車を呼んで大きな病院に入院しました。長い待ち時間や入院中、気になることがたくさんあり、つくづく国民性の違いを感じたので記録のために漫画にしました」

Q.初めてこういった行動を目にしたときは、どのような心境でしたか。

igaayuさん「私は神経質な方なので、あり得ない…! と心底引きました。でも、気弱で意見を言えないので、何も言わず飲み込みました」

Q.病院だけでなく、ドイツでは日常生活でもダイナミックな方が多いのでしょうか。

igaayuさん「かなりダイナミックな方が多いと思います。業者さんが土足でリビングまで入ってきたり、室内用スリッパでバルコニーに出入りしたり…。バスタオルや洋服を毎日替えたいと言うと『水道代の無駄! そんなに汚れていない!』と旦那や義両親(ドイツ人)に言われたりします」

Q.ドイツの人に合わせた方がいいことはありましたか。

igaayuさん「ドイツ人は髪を毎日洗わない人が多いです。私は毎日洗いたいのですが、乾燥した環境と硬水の関係で髪や肌が傷んでしまうので、髪を洗う頻度は減らしました。ドイツ人は週に1回しか洗わないという人もいます。赤ちゃんや子どもの入浴も、週1~2回でいいと言われています。毎日洗うと本当に肌が荒れてしまうんです」

Q.ドイツに住んで10年たち、ご自分に変化はありましたか。

igaayuさん「だいぶ、ずぶとくなったとは思います。ドイツに来た当初は、NOと言えず、嫌なことでも言われた通りやっていました。今は絶対に譲れないものは死守するようになりました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

igaayuさん「『ドイツ人あるあるだよね』と共感するコメントを頂きました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

igaayuさん「世界中で頑張る疲労困憊(こんぱい)ママを励ます、手描き応援メッセージを発信していきたいです! それから、日本語とドイツ語を交えたインスタグラムのストーリースタンプを作りたいです!」

(オトナンサー編集部)

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igaayu

ドイツ在住。海外あるあるや、日常のあるあるな出来事を漫画にして、インスタグラム(https://www.instagram.com/igaayu_aruaru/)で発表している。他にも海外生活の情報を「神経質カオス主婦igaayuの役立つ海外生活情報」(https://www.instagram.com/igaayu_in_germany/)で発信中。

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