油性ペンを置きっぱ、息子の“書いたよ”にいたずらを想像した自分を反省 「成長がすごい!」
息子の行動に感動したエピソードを描いた漫画が話題に。家事の合間、油性ペンを床に置きっぱなしにしてしまった母。2歳の息子の「書いたよ」の声に…。
息子の行動に感動したエピソードを描いた漫画「成長」がSNS上で話題となっています。家事の合間にうっかり、油性ペンを床に置きっぱなしにしてしまった母。2歳の息子の「書いたよ」の声を聞き、とっさに「しまった! いたずらされた」と考えましたが実は…という内容で「成長がすごい!」「よく見てますね」「ほっこりしました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
かわいかった思い出を忘れたくない
この漫画を描いたのは“9割主婦”のHYPかなこ(ペンネーム)さん(38)です。インスタグラムやブログ「HYPの勝手に暮らそうか」でエッセー漫画などを発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
HYPかなこさん「SNSで、いろいろな方が育児に関わる思い出をイラストや漫画にしているのを見て、『自分も描いて思い出に残したい!』と思ったのがきっかけでした。2018年8月から描いています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
HYPかなこさん「かわいかった思い出を忘れたくないというのが一番の理由です。最近はイヤイヤ期の投稿が多かったので、『2歳児ってこんなかわいさもあるよ!』と伝えたかったのもあります」
Q.「書いたよ」と言われたとき、とっさにどう思いましたか。
HYPかなこさん「壁や床、おもちゃなど『描いちゃダメ!』と言っているところに描かれているシーンを想像しました。今よりもっと小さい頃でしたが、壁や床はいたずらをされたことがあったので…」
Q.真実を知ったときの心境を教えてください。
HYPかなこさん「わが子の成長にびっくりし、行動をとてもいとおしく思いました」
Q.いつも、ママが書く姿を見ていたのでしょうか。
HYPかなこさん「子どもが食事をしている横で書いていたので、しっかり見ていました。時々、『じぶんで!』と言って書くこともあり…今回とは全然違い、ぐちゃぐちゃに書き殴っていましたが(笑)」
Q.ペンの使い方を正しく認識していたことを、どう思われましたか。
HYPかなこさん「いつの間にか、お兄ちゃんに近づいてきてるんだなあと感動しました。思わず疑った自分でしたが、『もっと、子どもの成長を信用してもいいんだな』と思いました」
Q.このエピソードをご家族に共有されたのでしょうか。
HYPかなこさん「当日、すぐに夫に話したところ、『さすが、やっぱ天才だわ』と言っていました(笑)」
Q.これを保育園に持っていきましたか。
HYPかなこさん「家ですぐ履かせてしまいました…写真くらい撮っておけばよかったと後悔しています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
HYPかなこ「『かわいい、えらい、感動した!』など褒めてくださるコメントを多く頂きました。息子の成長をみんなで喜んでくれてるようでうれしかったです!」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
HYPかなこ「共感して、ほっこりして、笑って…な育児の息抜きになる内容を描いていきたいです。今後は備忘録としての息子の妊娠レポや、父を自宅でみとったときのお話を残していけたらと思っています」
(オトナンサー編集部)
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