お出掛け提案、でも準備は妻で自分はシャワー 出産後気になりだした夫の行動 「あるある」
子どもが生まれてから気になりだした夫の行動を描いた漫画が話題に。「お出掛けしよう」と提案したかと思えば、準備をする妻を尻目に悠々とシャワーに入って…。

子どもが生まれてから気になりだした夫の行動を描いた漫画がSNS上で話題となっています。双子が生まれてから半年が過ぎ、夫婦だけの生活では気にならなかった夫の行動が気になりだした女性。「お出掛けしよう」と提案したかと思えば、準備をする妻を尻目に悠々とシャワーに入って…という内容で「うちの旦那もマイペース」「そうそうそうそう」「あるあるで笑っちゃいました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
子どもが生まれてもマイペースだった夫
この漫画を描いたのは、かよポン(ペンネーム)さんです。ブロガーとして活動しています。現在11歳の双子育児の過去をインスタグラムで、現在の様子をブログ「おじゃったもんせ双子」で発信しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
かよポンさん「双子を妊娠して、切迫早産で入院した時期にブログを始めました。最初は文章のみのブログだったのですが、途中から、『絵を入れたらもっと分かりやすいかも』と描き始めたのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
かよポンさん「双子が小学生になって、少しずつ手が離れていったとき、まだ赤ちゃんで毎日がドタバタしていた頃のことを主人と振り返るようになりました。この頃、主人はまだ父性に目覚めておらず、とにかくマイペース! 私とのギャップを描いてみました」
Q.旦那さまが思い付きで出掛けることはよくあったのですか。
かよポンさん「実は結婚前は私もそんなタイプでした。その日の朝のインスピレーションで行き先ややることを決めていたところがありました。私も主人も前もって予定を立てて、何かをするのはあまり好きではなかったです」
Q.旦那さまはこのとき、かよポンさんが大変なことに気付いていなかったのでしょうか。
かよポンさん「気付いていなかったと思います。私もこの頃は『察しろよ!』という気持ちが強くて(笑)双子育児で心身ともに疲れ気味で、主人にやってほしいことを説明したりするのがおっくうになっていたところもあります」
Q.旦那さまにお気持ちは伝えたのですか。
かよポンさん「それまでためにためまくった思いを吐き出しました(笑)主人は真っすぐ受け止めてくれて、行動を変えてくれるようになりました。もちろん、『違う!』という行動もありましたが、伝えたら変えてくれました。私もこのことから、やっぱり、『言葉で伝えよう』と思えるようになりました」
Q.その後、旦那さまは育児に関してどう変わっていったのでしょうか。
かよポンさん「主人は、双子が会話ができるようになったり、遊べるようになったりと成長するにつれて愛情が膨らんでいった感じです。乳幼児の頃は『どう接したらいいのか』という戸惑いの方が大きかったのかなと思います。今はいとしくてたまらないようです。双子も、真っすぐ愛情や言葉をくれる主人のことが大好きです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
かよポンさん「圧倒的に『同じですー!!』という共感が多いです(笑)それだけ皆さん、ママとパパの育児のギャップを感じているんだと思います。私も『これはわが家だけ?!』と思っていたのですが、『わが家だけじゃなかった!』とホッとしました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
かよポンさん「老後の夢の一つではありますが、主人とあちこちを旅しながら、目についた面白いこと、おいしいもの、感情が揺さぶられるような景色や人との出会いなどを漫画に描いていけたら幸せだなと思っています」
(オトナンサー編集部)
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