子どもとずっと一緒は息が詰まる…1人になりたい父が1人になった結果 「そういうもんです」
1人になりたい父親の気持ちを描いた漫画が話題に。子どもたちとずっと一緒にいると、ご飯も落ち着いて食べられなかったりして、息が詰まりそうになりますが…。

1人になりたい父親の気持ちを描いた漫画「1人になりたい父」がSNS上で話題となっています。6歳と2歳の娘がいる父親。子どもたちとずっと一緒にいると、ご飯も落ち着いて食べられなかったり、寒い日も外に連れ出されたりして、息が詰まりそうになりますが…という内容で「めっちゃ分かります」「そういうもんですよね」「どっちの時間も大事」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。
自分の感情が滑稽で面白く…
この漫画を描いたのは、ゆーぱぱ(ペンネーム)さんです。会社員として働きながら、インスタグラムやブログ「なでしこかぞく」で育児漫画や育児に関する情報を発信しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ゆーぱぱさん「2020年2月からスタートしました。きっかけはいろいろあるのですが、コロナ禍で子どもと過ごす時間が倍以上になり、精神的な負荷が増えたのを打破するために描き始めました。育児の『面白さ』にアンテナを張って、育児の『大変さ』を笑いに昇華すれば、毎日が豊かに楽しくなるかなと描き始めたのが一番のきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ゆーぱぱさん「いつも、子どもたちと過ごしながら心の奥底で『休みたい…』という感情が渦巻いていたのですが、いざ1人になったときに寂しさでいっぱいになり、そんな自分の大人げない感情が滑稽で面白いなと思い、描きました」
Q.どんなときに1人になりたいですか。
ゆーぱぱさん「どうしても見たい映画や読みたい本があったり、体力的にしんどくなったりしたときにそう感じます」
Q.1人になったときは、どのように過ごしているのでしょうか。
ゆーぱぱさん「本を読んだり、漫画を描いたりと一応やりたいことをガーッと進めますが、寝る前にはやっぱり寂しさを感じます」
Q.奥さまが実家に帰ることはよくあるのですか。
ゆーぱぱさん「状況によりますが、多いときで月2回くらいです。1人になると結局寂しくなるので、家族が帰ってきたときはとても安心します」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ゆーぱぱさん「『分かる』と共感してくださる現役パパが多かったです。『懐かしい』という声も多く頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ゆーぱぱさん「引き続き、子どもたちの成長を描いていきますが、結構時間がかかっているので早く描ける工夫をしていきたいです。漫画や作画の質もどんどん向上していけたらと思っています。過去にLINEスタンプを作成しているのですが、年内に第2弾も作成できればと思います」
(オトナンサー編集部)
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