久々の映画で「鬼滅」 隣の食べる音、鼻音で“全集中”できず再訪誓う…「すごく分かる」
映画館で「鬼滅の刃」を見たときの出来事を描いた漫画が話題に。久しぶりに映画館に来た女性が席に座っていると、隣にカップルが座り…。

映画館で「鬼滅の刃」を見たときの出来事を描いた漫画「鬼滅の映画を観に行った話」がSNS上で話題となっています。出産後、1人で行動する機会が減り、久しぶりに映画館に来た女性。席に座っていると、隣にカップルが座り、ポップコーンを食べ始めて…という内容で「気になりだすと止まらないですよね」「すごく分かる」「こういうパターンありますよね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
この行き場のない気持ちを漫画に…
この漫画を描いたのは、あき子(ペンネーム)さん(32)です。普段は主婦として、子育てをしながら漫画を描いています。インスタグラムには、日常や過去の出来事を描いた漫画を投稿しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
あき子さん「小学生の頃から、落書き程度に漫画は描いていました。きっかけは間違いなく少女漫画からです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
あき子さん「こういう出来事があっても、いつもは自分の被害妄想だと片付けているのですが、この行き場のない気持ちを漫画にしたら面白いのではないかと思い、描きました」
Q.上映中、音が一番気になったのはどのタイミングですか。
あき子さん「クライマックスでの、ポップコーンのそしゃく音と鼻をすする音が特に印象的でした。彼女が泣きながらもポップコーンを食べる手を止めない辺り、想像するだけで何だか面白かったです。鼻を鳴らす音は友人の旦那さんも同じ癖があり、気になって仕方ないと聞いたことがあったので、まさに同じ感覚でした」
Q.この後、旦那さまともう一度見に行かれたそうですが、そのときは全集中して見られましたか。
あき子さん「夫は鬼滅を全く見たことがなかったので、何も知らない状態でついてきました(本人も見たかったようです)。上映中は夫がちゃんと内容についてきているか、楽しめているのか、そんなことばかり気にしていたのと、おまけに突然の尿意に悩まされて、全集中は発動しませんでした」
Q.映画を見ているとき、あき子さん自身が気を付けていることは。
あき子さん「上映前にハンカチ、眼鏡など必要な物はかばんから出しておきます。暗くて探しづらくなるというのもそうですが、ガサゴソ音がするのも嫌なので…もちろん、このときに携帯の電源もオフにします」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
あき子さん「共感の声や『笑った』などの優しいお言葉を頂いて、この感覚が分かってもらえた驚きとうれしい気持ちになりました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
あき子さん「私の人生が漫画みたいな出来事であふれているので、それを自分なりに面白くまとめられたらなと思っています。あとは、自分にしかない感性の部分をもっと追求できたらいいなと思います」
(オトナンサー編集部)
分かるー!癇に障る他人の音ってありますよね。鼻をすする音、痰を切るような変な咳払い、下手糞な鼻歌、食事中のくちゃくちゃ音やみそ汁をじょぼじょぼ音を立てて飲むなど、不快感極まりない音を発する人は以外と多い。友人の心療内科医に自分が神経質なのでは?と思って話をしたら、絶対音感がある人は他人が発する変な音で気分が悪くなることがあると言われた。確かに私には絶対音感があるので妙に納得した。この漫画の方はどうなのかな?と思いましたが、絶対音感が有るか無いかは別として、映画館やレストラン、職場などで不必要な音を出すのは控えた方がいいと思いました。あと、そういう他人が不快に思う音を出して精神バランスをとる人もいるのだとか。病んでますね。