2人目の宿命? 姉のお下がりをもらい喜ぶ妹、姉の新品が届いてトラブル勃発…「絶対そうなる」
「お下がり」をめぐる家庭内のトラブルを描いた漫画が話題に。「次女の上着が欲しい」と言う妻に、夫は長女のお下がりをあげることを提案しますが…。

「お下がり」をめぐる家庭内のトラブルを描いた漫画「2人目の宿命?」がSNS上で話題となっています。衣料店のネット通販で何か買うものがあるか聞く夫に「次女の上着が欲しい」と答える妻。すると、夫は長女のお下がりを次女にあげることを提案し、長女に新しい上着を買いますが…という内容で「絶対そうなる」「次女さんの気持ち、分かります」「難しいですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
目の前の事実しか受け入れない次女
この漫画を描いたのは、主婦のぴろこさん(30代)です。インスタグラムでは、6歳の長女と4歳の次女の子育て漫画などを発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ぴろこさん「私自身は第1子でお下がりをもらったことがほとんどなく、もらう側の気持ちは想像することしかできないので、次女の姿や夫の意見が印象的だったからです」
Q.最初からトラブルになる予感はあったのですか。
ぴろこさん「ありました。4歳になりたての次女はまだ、目の前の事実しか受け入れられないので、手元にお下がりしかないときは喜ぶだろうけど、実際に長女にだけ新品が与えられるのを見たら、うらやましくなるだろうなと思いました」
Q.過去にも同様のケースはあったのでしょうか。
ぴろこさん「お姉ちゃんの持ち物には憧れがあるようで、お下がり自体はいつも喜びますが、お姉ちゃんだけが新品を買ってもらうときは、どんなものであってもだいたい怒り狂っています」
Q.この問題はどうやって解決したのですか。
ぴろこさん「漫画には描いていませんが、長女の上着を購入する際に一応、次女にも『新しいの買わなくていいの?』と確認して、本人が『これでいい!』と言ったという経緯があったので、『あなたが自分でこれでいいって決めたよね?』と確かめると、渋々ながら着るようになりました。物自体は気に入っているようなので、『とっても似合う~! かわいい~!』とひたすら褒めています」
Q.今後、同様のトラブルを避けるためのアイデアは。
ぴろこさん「物にもよりますが、絶対にお下がりになることが分かっている物(入学式に着るフォーマルや自転車など)は買うときに次女の意見も取り入れて選ぶようにしようと思っています。また、これは既に長女が自主的にしていることですが、長女が買ってもらった新品を、買ったその日に次女に貸して使わせてあげています。それでちょっと次女の怒りがしずまっています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ぴろこさん「『2人目はそういうもの!』という夫の意見に賛同する方が多かったです。そりゃそうですよね。『私次女です』という方々の意見は『お下がりOKだった派』『嫌だった派』に分かれていました。嫌だった派の方はその反動で、大人になってからおしゃれさんになる率が高いようで、なるほどなーと思いました」
(オトナンサー編集部)
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