昔はイライラしてたけど…上階の赤ちゃんの夜泣きにイライラしなくなった理由に共感
集合住宅での、騒音の感じ方の違いを描いた漫画が話題に。現在住んでいる集合住宅では上の階に家族が住んでおり、赤ちゃんの夜泣きは激しいですが…。

集合住宅での、騒音の感じ方の違いを描いた漫画「都会暮らしの騒音問題」がSNS上で話題となっています。以前住んでいた集合住宅では、上の階に住む家族の子どもの騒がしさに悩まされていた女性。現在住んでいる集合住宅でも上の階に家族が住んでおり、赤ちゃんの夜泣きは激しいですが…という内容で「今、まさに騒音に悩まされてます」「逆にうちがにぎやかなので不安です」「あいさつって大事ですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
「大変そうだな〜」と思うくらいで…
この漫画を描いたのは、デザイナーとして活動する山本かな(ペンネーム)さんです。これまでに「ネットでゲット! 私の彼はアメリカン♪」(KADOKAWA/エンターブレイン)などの作品を手がけています。国際カップルならではの日常を漫画にして、インスタグラムやブログ「ゲームオタクなアメリカンダーリン」で発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
山本かなさん「騒音が、あいさつだけでこんなに気にならなくなることにびっくりしたので漫画にしました。マンションやアパートなどでは騒音問題がよく起こると思いますが、あいさつをしてプラスの印象を持っていると騒音が気にならなくなることはあると思います!」
Q.現在のお住まいの騒音はどの程度なのでしょうか。
山本かなさん「昼間は子どもの泣き声やお母さんの駆け寄る音、夜は夜泣きの声がします。ですが、『大変そうだな〜』と思うくらいで全然苦にはなりません」
Q.上階の方と日中会ったりすることもあるのですか。
山本かなさん「はい、会うこともあります。あいさつもしますし、旅行をしたら、お互いにお土産を渡したりします。引っ越しのあいさつをきっかけに仲良くなりました」
Q.以前のお住まいでは、他の住人の方と関わりはなかったのでしょうか。
山本かなさん「すれ違うときにあいさつはしていましたが、引っ越してきた際のあいさつなどはありませんでした」
Q.山本さん自身が引っ越しをした場合は、あいさつはしにいかれますか。
山本かなさん「あいさつします。賃貸でもあいさつの品を持って、上下左右にあいさつをするようにしています。そのおかげか分かりませんが、騒音などで注意されたことはありません! 自分自身もあいさつされる側になってみて、やっぱり、引っ越しのあいさつは大事だなって思いました!」
Q.集合住宅でトラブルにならないように気を付けていることは。
山本かなさん「音にももちろん気を付けていますが、他にマンション内やマンション近くですれ違うときは必ず、あいさつをするようにしています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
山本かなさん「『あいさつは大事ですよね!』などの共感のコメントを多く頂きました。マンション、一軒家関係なく、騒音で悩んでいる方がたくさんいるんだなと感じました。中には『女性だけで住むので、都心ではあいさつをするのが怖い』というコメントや、『大家さんに止められた…』という今の時代らしいコメントもありました」
(オトナンサー編集部)
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