コロナ禍の米国 娘の小学校で日本では信じられない“ある練習”が行われ驚き…
コロナ禍の米国生活で感じた日本との違いを描いた漫画が話題に。米国で暮らす一家。小学校低学年の娘が通う学校では、マスク着用が義務化され…。

コロナ禍の米国生活で感じた日本との違いを描いた漫画「日本人が驚く練習?」がSNS上で話題となっています。米国で暮らす一家。小学校低学年の娘が通う学校では、事情があって着用が難しい子以外、マスク着用が義務化され、登校前のオンラインレッスンではある練習が…という内容です。作者の女性に聞きました。
安心して学校生活が送れるように
この漫画を描いたのは、桜子のサク(ペンネーム)さんです。普段は主婦として子育てをしながら漫画を描いています。国際ステップファミリーの日常を描いた漫画をインスタグラムやブログ、ツイッターで発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
桜子のサクさん「今年の3月に渡米し、離婚歴あり同士の『私+アメリカ人夫+元夫との日本人娘』の国際ステップファミリー話を描いたら面白いかもしれないと思い、5月から描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
桜子のサクさん「娘がオンライン授業を受けていたとき、先生が『今からマスクを着ける練習をします』と言い、心底驚いたのがきっかけでした。マスクを着けての生活が不安になる子がいるかもしれないので、安心して学校生活を送れるようにという先生の配慮でした。普段、マスクを着用しない国では大切な練習だったと思います」
Q.マスク着用が義務化され、生徒たちはしっかり着用していますか。
桜子のサクさん「娘が通う小学校では苦手な子もいるようですが、ほとんどの子が着用しているそうです。マスクを忘れた場合は学校に入ることすらできません」
Q.娘さんは抵抗なくマスクを着用できたのでしょうか。
桜子のサクさん「娘は日本の生活が長かったため、マスク着用に全く抵抗はありませんでした。ただ、休み時間に外で遊んでいるときもずっとマスクを着けているのはつらいようです」
Q.オンライン授業やカウンセリングなど臨機応変に対応してくれるようですが、普段からこのような対応なのですか。
桜子のサクさん「まだ、渡米1年目で比較するのが難しいのですが、このコロナ禍では、とても柔軟に対応していた印象を受けました。例えば、オンライン授業を受けるための環境が整っていない家庭はそれらの機器を借りることができ、全ての子どもが教育を受けられるようにという姿勢が見られました。さらに、対面授業が再開したときもオンラインか対面かを選択できました。不安なことがあれば、オンラインでカウンセラーに相談できる体制が整っていました」
Q.他に、マスク着用について日本との違いは。
桜子のサクさん「マスクを外すためのマスク休憩や、マスク着用しながら運動する練習もしていました。そして、マスク着用厳守の割にはマスクで遊んだり、飲み物を飲むときは目までマスクをたくし上げて飲んだりしているので、日本ではあり得ない!と言われてしまうようなゆるさもあります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
桜子のサクさん「『多くの国の人は、マスク=重病、息苦しいといった印象を持っているので、マスクに慣れるための練習が必要だと思う』『日本ではマスクは定番アイテムなので、改めて練習があるのは不思議!』といった意見を頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
桜子のサクさん「いろいろな方に読んでもらえるように、ブログ、ツイッター、インスタグラムで継続的に発信していきたいです。新しいジャンルであれば、私の恐怖体験や離婚話を描いてみたいです」
(オトナンサー編集部)
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