【漫画】日本語で注文しているのに、話しかけてもらえない米国人夫の悩み 「すごく共感です」
米国人の夫と飲食店に行ったときの出来事を描いた漫画が話題に。飲食店で「チャーハン」を注文した妻と「ラーメン」を注文した夫でしたが…。

米国人の夫と飲食店に行ったときの出来事を描いた漫画「日本の飲食店で」がSNS上で話題となっています。飲食店で「チャーハン」を注文した妻と「ラーメン」を注文した夫。しかし、店員はラーメンが大盛り無料であることを妻に確認してきて…という内容で、「すごく共感です」「同行している者としても切ない」「店員さんの気持ちも分かる」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
過去に日本語が通じなかった経験?
この漫画を描いたのは、デザイナーとして活動する山本かな(ペンネーム)さんです。これまでに「ネットでゲット! 私の彼はアメリカン♪」(KADOKAWA/エンターブレイン )などの作品を手がけています。また、ブログ「ゲームオタクなアメリカンダーリン」も運営しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
山本さん「漫画を描き始めたのは、アダム(夫)と出会ってブログを描き始めたのがきっかけです。エッセー漫画を読むのが好きで、自分も描きたいとずっと思っていました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
山本さん「実際にこの出来事に遭遇したので漫画にしました。パートナーが外国人の場合、あるあるな話だと思います。店員さん側は過去に注文を確認したりしたとき、日本語が通じない…などの経験があったのかな〜なんて思います」
Q.友人の話を聞いてから、アダムさんの行動に変化はありましたか。
山本さん「変化はないです。アダムは店員さんに何か言うことはありません。直接言う友達はパンチがありますね(笑)」
Q.このような店員さんの行動を、山本さんはどう考えているのでしょうか。
山本さん「私が店員さんの立場だったら、同じような行動をしてしまいそうなので、店員さんの気持ちも分かります。日本語で注文しているのに、目を見て話してもらえない夫の悲しい気持ちも分かるので、難しいところですね」
Q.逆に、米国に行ったときの接客で気になることはありますか。
山本さん「アメリカは基本的に店員さんが定期的に席に来て、『おいしいですか』などと声をかけてくれるのがびっくりでした。あと『スイマセーン!』と声をかけて呼ぶ文化もないので、席にずっと来なかったりするともどかしい気持ちになります(笑)」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
山本さん「『店員さんの気持ちも分かる』『日本語を話しているなら本人に確認すべき』などさまざまでした。『海外でもあるあるですよね』といったコメントもあり、アダムと同じような体験をしたことがある方も多くいるようでした」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
山本さん「今まで通り、アダムとの生活を漫画にしていきたいです。読んでくれる方が、空いた時間にさらっと読めるような漫画を今後も描けたらいいなと思っています」
(オトナンサー編集部)
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