【漫画】夫の「いただきます」「ありがとう」が子どもたちに伝染して、うれしさ倍増！

　食卓での、夫と子どもたちの行動を描いた漫画「シンプルに嬉しい」がSNS上で話題となっています。食事前、「いただきます」「ママありがとう」をセットで言う夫。それを見た子どもたちも言うようになり、最近は2歳の娘まで…という内容で「素晴らしい」「そのシステム、すてきです」「今からまねしようと思います」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

家族にとっては当たり前の光景

　この漫画を描いたのは、MOTOKO（ペンネーム）さんです。普段は主婦として、子育てをしながら漫画を描いており、これまでに「うちのヒフミヨ！兄たちは妹びより」（祥伝社）などの作品を手がけています。インスタグラムは2018年冬から始め、年の差のあるきょうだいの日常などを描いています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

MOTOKOさん「私たち家族にとっては当たり前の光景ですが、『これって結構うれしいんだよなあ…』と無意識に感じていたので今回描いてみました」

Q.旦那さまはいつごろから、「いただきます」「ありがとう」を同時に言ってくれるようになったのですか。

MOTOKOさん「多分、出会った頃からだと思います。気付いたら言っていたので、はっきりとは覚えていません。私が手料理をするようになったのは、子どもが生まれてからがメインなので、その頃には恐らく、毎回言っていました」

Q.旦那さまが「ありがとう」と言うようになったきっかけはあるのでしょうか。

MOTOKOさん「夫に聞いてみたら、アメリカ留学経験が大きかったそうです。ホームステイ先の家族と食事をするとき、『いただきます』の代わりに『Thank you for the meal』と言っていたそうです。日本語に訳すと『食事を（準備してくれて）ありがとう！』という意味で、日本語にしてもしっくりくるので、そのまま使っているようです」

Q.逆に、旦那さまがご飯を作ったときは、MOTOKOさんも「ありがとう」と言うのですか。

MOTOKOさん「私も習慣になっているので言います。面白いのが、一回の食事でも、ご飯は次男が炊き、メイン料理は私が作ったときは、みんなで『いただきまーす。ママありがとー』の後に、パパが『ご飯はフーちゃん（次男）が炊いてくれたよ〜』と言い、みんなが『フーちゃんもありがとー』という会話に自然となります。さらに、みそ汁がパパだったりすると…以下略（笑）」

Q.この他、家族から家族に伝染していったことがあれば教えてください。

MOTOKOさん「夫つながりで、やめてほしい習慣が1つ…一緒に買い物に行くと、スーパーの試食が大好きで…売り場でジュージュー焼かれているお肉などに毎回、引き寄せられています。当然、一緒に行った子どもたちもうれしそうにパクパク。皆で食べたら買わないと気まずくなるので、本当にやめてほしいです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

MOTOKOさん「『そんなこと言われたら張り切って作れそう』『私は一度も言われたことない（泣）』『うちのパパも言ってくれます！』の他、『まねしたい』『まねしますっ』という声も多かったです」

（オトナンサー編集部）