【漫画】つわりがひどいのに座れない通勤電車は苦痛、だけど“神”がいて…「優しさがしみる」
妊娠中に感動した出来事を描いた漫画が話題に。妊娠初期のつわりで、毎日の電車通勤が苦痛だった女性でしたが…。
妊娠中に感動した出来事を描いた漫画「妊娠中、電車の席を譲ってくれる方々に伝えたいこと」がSNS上で話題となっています。妊娠初期のつわりで、毎日の電車通勤が苦痛だった女性。おなかも出ていなかったので、妊婦とは気付かれにくい中でも…という内容で「すごい分かります」「優しさが身にしみますね」「私も神に見えてました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
想像以上につらかった電車通勤
この漫画を描いたのは、はちこ(ペンネーム)さん(32)です。ウェブデザイナーとして活動し、インスタグラムで漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
はちこさん「妊娠8カ月のとき、産休に入ったタイミングで始めました。時間があったので何か新しく始めたかったのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
はちこさん「妊娠初期、想像していた以上に電車通勤がつらくて席を譲ってもらった経験がずっと記憶に残っていました。電車の中では、そっけないお礼で終わってしまうものの、本当に助けられたので何らかの形で感謝の気持ちを伝えたい!と思ったのがきっかけです」
Q.妊婦になって、電車やバスの移動で大変に感じたことは何ですか。
はちこさん「やはり、妊婦と気付いてもらえないことの方が多いので、長時間立ちっぱなしで乗っている間は大変でした。なので、通勤時以外は電車やバスの長時間移動は避けるようにしていました」
Q.一番つらかったのは、妊娠何カ月目だったのでしょうか。
はちこさん「妊娠2〜3カ月くらいが一番つらかったです。毎日体調が変化して、吐き気もいつ来るか分からない状態だったので電車の中は特に不安でした」
Q.初めて席を譲ってもらったときは、どんな状況だったのですか。
はちこさん「朝の通勤時、優先席ではなく普通席の前に立っていただけだったのですが、マタニティーマークに気付いて譲っていただきました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
はちこさん「『同じような気持ちになった!』という共感のコメントが多かったです。電車の中なので大げさにお礼は言えないですが、心の中ではめちゃくちゃ感謝している妊婦さんがたくさんいらっしゃるんだなあと思いました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
はちこさん「今後も、息抜きに読んでもらってクスッと笑える、共感できるような漫画を描き続けていきたいです。また、もともとデザイナーでペーパーアイテムを作るのが好きなので、妊婦さん&ママ向けのグッズ制作も個人で始めたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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