すやあ…娘を寝かしつけるための“ゲーム”が見事にハマった漫画 「お見事」と称賛
子どもを寝かしつけるための“ゲーム”を描いた漫画が話題に。2歳の娘がなかなか寝ようとしないため、「ママとゲームする?」と誘う母親。ゲームのルールは…。

子どもを寝かしつけるための“ゲーム”を描いた漫画「あまりおもしろくない事にいつ気付くのか?」がSNS上で話題となっています。2歳の娘がなかなか寝ようとしないため、「ママとゲームする?」と誘う母親。ゲームは、目を閉じて静かにするというルールで…という内容で「なんて素晴らしいゲーム」「お見事」「うちもやってみます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
言葉を理解し始めた頃から始まった
この漫画を描いたのは、会社員のパール(ペンネーム)さん(38)です。インスタグラムで2歳の娘の子育てや第2子妊娠中のエピソードを、子育て情報サイト「ninaruポッケ」でエッセー漫画を連載中です。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
パールさん「育児を始めてからです。育児は思ったよりも大変で孤独でつらかったけど、『それもネタになる!』と思うと、気持ちが楽になりました。私にとっては、漫画を描くことがアートセラピーのような役割だったのかもしれません。
最初は手描きで、遠くに住む両親に孫の生活や成長を伝えるために描いていたのですが、昨年夏ごろ、夫に誕生日プレゼントでiPadを買ってもらって、インスタグラムに投稿するようになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
パールさん「目をつぶっていれば絶対眠くなるはずなのに、じっとさせるのがこんなに難しいなんて…どうしたらじっとしてくれるのかと考えて、『こんなの通用しないだろうな』と思いつつ、やってみたら意外とできたという成功体験を共有したかったからです。
困っていることはたくさんあるのに、どうしていいのか糸口すら見つけられないことが多い育児の中で、少しでも試してみようと思えるお母さんがいて、同じように少しでもうまくいってくれたらいいなと思い、私が成功したことを漫画にしています」
Q.このような“ゲーム”は、いつごろからされているのですか。
パールさん「言葉を理解して意思疎通ができるようになった頃でしょうか。当初、かなり高い成功率で毎晩のようにこの方法で寝かしつけていましたが、成長とともに、だんだんこれだけでは寝なくなってきました。つまらないということに気付いてきたのかもしれません…」
Q.あとどれくらい、この作戦が通用すると思いますか。
パールさん「現在2歳半で、すでに通用しなくなっています。半年くらいでしたね。しばらくインターバルを置いて、忘れた頃にまたやってみようと思っています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
パールさん「何の準備もせずにすぐできるので、『うちもやってみます』『言葉が分かるようになったらやってみたいです』というコメントを多く頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
パールさん「これからも変わらず、日常の生活や成長の様子を描いていくつもりです。できれば、多くの人がクスッと笑ってくれるような“いけてるオチ”のある漫画を描きたいですが、離れて住む両親が『もうこんなことできるのね』『こんな困ったところがあるんだな』など、写真だけでは分からない娘の様子が伝わるような内容がいいと思います。
また、もうすぐ2人目が生まれるので、1人目の時は余裕がなくて描けなかった新生児育児漫画も、今回は頑張って描いていきたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
アホやん