りんごちゃん、ブレークの裏側で激変した生活 どこでもサイン、駄菓子は“大人買い”
かわいらしい外見から一転、野太い声でものまねをするギャップでブレーク中の、りんごちゃん。なぜブレークし、生活はどう変わったのでしょうか。
今や、テレビをつければ見ない日はないほど大ブレーク中の、突然舞い降りてきた新星、りんごちゃん。かわいらしい外見と仕草から、曲が流れると一転、野太い声で武田鉄矢、大友康平、吉幾三らを繰り出す“ギャップ”が受けています。
ブレークの裏側で変わったことやブレークの理由を、本人のインタビューや周辺の取材から探っていくと、驚きの内容まで飛び出しました。
今年上半期で激変した生活
今年上半期だけで、環境は激変しました。昨年まで一切気付かれることもなかったのに、今や、街中どこへ行っても「りんごちゃん、りんごちゃん」と声をかけられ、サインや写真を求められます。初めは、マスクやメガネで変装もしましたが、全体のフォルムが特徴的なためバレてしまうということで、結局変装もせず、ありのまま歩いているそうです。
そして、買い物。以前は、じっと値札を見てから買っていましたが、今は好きなものを大人買いできるようになったのだとか。最近の大人買いを聞いてみると、駄菓子の「蒲焼さん太郎」。30個まとめて買ったそうです。
ちなみに、家はランクアップしたりせず、本人いわく、下町のりんご箱のような部屋に住んでいるそうです。
なぜこんなにも、りんごちゃんが受けるのでしょうか。最近は、ものまねだけでなく、東京ガールズコレクションのランウェーを歩いたり、美容イベントにゲストとして呼ばれたりと活躍の場を広げていますが、実際に間近でお会いすると肌はもちもちきれいだし、思っていたより顔も小さく、見栄えがするのです。
そして、何よりも謙虚な姿勢。「私なんかが言うことではないんですが」「私ごときがすみません」などの言葉を絶妙なタイミングで挟んできます。人気絶頂で持ち上げられることも多いはずですが、恐らく、調子に乗ってはいけないとどこかで自制しているのだと思います。面白エピソードの後、けん制するように入れてくるので、空気を読むというか、先読みの力も持ち合わせています。
今が忙しく、楽しすぎて、まだ悩みも出てこないといいますが、この先のことも聞いてみました。
実は、ものまねレパートリーは500以上あり、まだ5つ程度しか披露していないのです。残りは温め中。なぜ、りんご31個の年齢(りんごちゃんは年齢をりんごで表す)で武田鉄矢さんや大友康平さん、井上陽水さんらの世代なのか疑問でしたが、小りんご(子ども)の頃から、ものまね番組が大好きな親御さんの影響ということでした。これからは、より広い世代の人にも楽しんでもらえるよう、新曲も考えているそうです。
ところで最近、想像を超えるすごいものを目にしたそうです。浜崎あゆみさんの「M」という本がドラマ化されることになり、キャストも話題です。その主演候補、あゆ役に、沢尻エリカさんらと並んで、りんごちゃんが挙がったのです。
まさか、何ということでしょう。担当マネジャーに確認すると、残念ながらオファーは来ていないとのこと。本人があゆファンであること、歌がうまいことから出たのかもしれませんが、うわさで名前が出るだけでもすごいです。
「芸」でも「うわさ」でもびっくりの、りんごちゃんです。
(芸能リポーター 島田薫)
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