常に“子どもと一緒”を求められ自由がない日本の女性描く漫画 「全く同感」と共感広がる
母親だけに育児を押し付けるのはおかしいという父親の訴えを描いた漫画が話題に。娘と散歩中、「ママはいないの?」と聞かれてモヤッとする男性は…。
母親だけに育児を押し付けるのはおかしいという父親の訴えを描いた漫画「他でもないママの自由はパパ次第」が、SNS上で話題となっています。娘と散歩中、「ママはいないの?」と聞かれてモヤッとする男性。子どもと一緒にいることを求められる日本の女性の現状を嘆き…という内容で「全く同感です」「涙が出てきた」「全国のパパに広めたい」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。
「母親と子どもはセット」に違和感
この漫画を描いたのは、「新米パパの4コマ漫画」の作者で会社員のパパコマ(ペンネーム)さんです。インスタグラムで、間もなく2歳になる娘の育児漫画や、パパ目線でのメッセージを描いた「パパカルタ」を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
パパコマさん「漫画自体は、小さい頃に漫画家になりたいと思っていたくらいよく描いていました。育児漫画を描くようになったのは娘が1歳5カ月くらいのときで、少し手がかからなくなってきたので、記録として描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
パパコマさん「普段から、『母親が外出する際は子どもとセット』という風潮に違和感がありました。それによって自由につながらないのかどうかは人それぞれだと思いますが、『押し付けられるように感じる』という人がいたので描こうと思いました」
Q.コマ漫画と「パパカルタ」はどのように描き分けているのですか。
パパコマさん「コマ漫画は単純に娘の成長記録です。妻と笑えた話などを描いています。カルタは当初、ママさんたちへの感謝や応援メッセージを送りたいと思っていたのですが、パパあるあるの方向になっています(笑)それでも、ママさんたちに笑ってもらえたり、共感してもらえたりしたら、役に立っているのかなと思っています」
Q.育児漫画を描くようになって、ご自身に変化はありましたか。
パパコマさん「より妻と話すようになったかと思います。妻から『今日、こんな事あったんだよ、漫画にしてよ』と言われて会話が広がると、描いていてよかったと思います」
Q.パパ目線の作品を発表することで、どのような反響がありますか。
パパコマさん「ママさんたちからは『夫を見る目が変わった』『旦那さんを温かい目で見ようと思った』というコメントを頂くことがあります。役に立ったとしたら、とてもうれしいです。男性からも『参考にします』というメッセージを頂き、それはちょっと責任を感じます(笑)」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
パパコマさん「やはり、育児には自由がないと感じる意見が多いです。ママさんご自身に自由があったとしても、気持ち的に子どもを置いていけない、という意見もありました。“行けない”と“行かない”は違うので『気兼ねのない自由』は絶対必要だと思います。また、『救われた』という感想には、育児の闇を感じました。本当に苦しんでいる女性がたくさんいるのに、それに気付かない男性もいるのはとてもつらいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
パパコマさん「『こんな育児パパがいた』という漫画にしたいです。パパならではの育児のやり方を紹介できればと思っています」
(オトナンサー編集部)
「他でもない、ママの自由はパパ次第」これを理解してくれるパパが日本全国に広まってくれると良いですね。広めてくれようと漫画に描いてくれた作者さんに感謝です。
別に遊びに行きたいわけじゃない!!普通に休みたい!育児に関連する本だったり、仕事の本関連も読みたい。頂いたギフトのお返しもしなきゃ。来週、来客あるから部屋をキレイににしなきゃ。やること常に一杯なんです。うちのは幸いそういうタイプじゃないが(まあ料理はしないけどさ)、絵にあるような「子供どうすんの?俺の飯は?」とか言う旦那を見聞きすると、この当事者意識の欠落ぶり、仕事もできないんだろう、と思うわ。
「おむつ替え、料理、掃除を手伝ってくれるなんて育メンパパですね」ってよく言われますが、そのたびに残念な気持ちになります。子供が欲しくてつくって、なのに仕事が忙しいからといって、奥さんに任せっぱなしな男性が世の中多いことがわかる一言だなって思います。何をしたらいいかわからないなら、奥さんに聞けばいいのに。。。同じ男として恥ずかしいです。世の男性には、もっとママたちの自由を考えてほしいと思いますね。
ママに自由を、という主旨の呼びかけは大切だしありがたいと思います。
でも、オムツだミルクだといった、育児未経験者でも思いつくような基礎業務レベルの助っ人がいるくらいでは母親は自由にはなれないのが現実です。
寝ない、食べない、泣きやまないのスリーコンボに加えて、あと追いされてトイレも食事もままならない…という24時間を母親は過ごしています。
そこで、夜中だろうと朝方だろうと「俺が代打!今のうちに体制を整えてくれ!」と言ってくれるなら、この人でよかったって心底思えます。
あと本当にありがたいのは、役場、銀行、諸連絡、各種手続き、書類書きみたいな事務仕事!赤子がいると電話一本すらも難儀なものです…。
マンガに登場する女性、「遊びに行きたい」って言ってるけどちょっと違和感。「寝かせてほしい」「一人にしてほしい」とか、あとはたまっているやらなきゃいけない諸々を片付けたい!もあるのでは、と子育て中の姉を見て思った。
主題についてはごもっともなのだけどを海外を引き合いに出すされると「じゃあさっさと移住なり国籍取得なりしたら」と思ってしまう。 自分を犠牲にする子育てはタブーというのも限度ってものがありますわ。行き過ぎの例を言えば「子供がいても性別変更させろ」。