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「うちもやった」 鼻に入った“ラムネ”が出なくて泣きわめく娘の漫画 でも本当は…

鼻に詰まった「ラムネ」を取ろうとする娘の行動を描いた漫画が話題に。母が気付くと、座布団の端で鼻の穴をほじっている5歳の次女でしたが…。

鼻に詰まった「ラムネ」を取ろうとする娘の行動を描いた漫画のカット=ロミィ(romiee.sk)さん提供
鼻に詰まった「ラムネ」を取ろうとする娘の行動を描いた漫画のカット=ロミィ(romiee.sk)さん提供

 鼻に詰まった「ラムネ」を取ろうとする娘の行動を描いた漫画がSNS上で話題となっています。母が気付くと、座布団の端で鼻の穴をほじっている5歳の次女。「間違えて鼻にラムネ入れちゃったの」と泣いて助けを求めますが…という内容で「思い切った行動」「うちもやりました」「気持ちは分かる」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

おバカで子どもらしい子ども

 この漫画を描いたのは、育休中の会社員ロミィ(ペンネーム)さん(43)です。8歳、5歳、1歳の3姉妹を育てながら、インスタグラムで育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ロミィさん「落書きが好きで、長女や次女の保育園の連絡帳にイラスト付きで育児日記を書いていました。上の子たちは早めに保育園に通い始めたので、0~3歳くらいまでの育児日記があり、今でも思い出を振り返ることができるのですが、三女はなく…また、最近は上の子たちについても育児日記を描いていないと思い、三女を妊娠して育休に入ったのを機に描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ロミィさん「次女特有の行動を記録に残したくて! 子どもと一緒にいると、思いもよらない行動をしてくれるのですが、記憶は時間がたつとあやふやになってしまいますよね。大人が絶対やらないことを純真に、思い立って、後先なんか考えないで行動に移すのは、『子ども』を満喫している証しだと思うんです。

おバカで子どもらしい子ども、それが次女。その記録のためです。また、きっと同じような経験されている方も多いと思って(笑)」

Q.鼻をほじっているのに気付いてから出てくるまで、どれくらいかかったのですか。

ロミィさん「5分くらいですかね(汗)最初は、目の端にほじっている姿が見えて…外だったら『やめようね』と注意しますが、家の中だしなとしばらく別のことをしていたら、まだほじっていて…しかも、えらい真剣に。それで問い詰めたら…」

Q.好奇心旺盛で行動力がある次女さんですが、これまでにも「ヒヤリ」としたことはありましたか。

ロミィさん「基本的に、やってはいけないことは、頭では分かっているようなのですが、気になり出したら『分かっちゃいるけどやめられない』と即行動に出てしまうんですよ…ただ、危険を伴うことは今回が初めてだと思います。基本は笑い話になるような、書いてはいけない所に落書きをしたり、姉のものを勝手に使ったり。

直近では、休日の朝に私たちが寝ている間、キッチンに入り込んで冷凍庫をあさった上に扉を締め忘れて、いろいろなものが溶けて私が激怒というようなことを日常的にやらかしています」

Q.これから、三女さんに備えて何か注意しておこうと思うことはありますか。

ロミィさん「うーん、こういう思い立ったらの行動ってなかなか先回りできないですよね。姉の失敗話を聞かせてみてもやりそうだし(笑)」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ロミィさん「『同じようなことをした』という経験談をいろいろ伺いました、みんな通る道なんでしょうね…耳鼻科に行ってみたら、似たような子どもがたくさんいそうです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ロミィさん「現在、出産レポを描いています。今はまだ、次女編の途中ですが、初産婦のときも経産婦のときも、それぞれ心配や経験があるので、その辺を描いていきたいです。また、最近は早めに復職する人が多く、社会もそれを応援する風潮になっていますよね。私は長女のときに2カ月で復職したのですが、いろいろ苦労が多くて…そのときのことを少し描けたらいいなと思っています」

(オトナンサー編集部)

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