板野友美“姉”として役に共感「妹が自立したらしたで心配しそう」
映画「プリズン13」でマリ(堀田真由さん)の姉ユマを演じる板野友美さんに、リフレッシュ方法や歌手業と女優業のバランスなどを聞きました。

映画「プリズン13」で堀田真由さん演じるマリの姉ユマを演じる板野友美さん。同作は、女子大生のマリ(堀田さん)が人気VTuberソフィアの監獄で行われる、メンバーが看守と囚人に分かれて7日間生活する実験に参加します。監獄生活の中で、立場や役割によって人格がどのように変化していくか検証する中で、看守側の行動がどんどんエスカレートしていく密室サスペンスです。
オトナンサー編集部では、板野さんに単独インタビューを実施。演じられた役やリフレッシュ方法、歌手業と女優業のバランスなどについて聞きました。
“姉役”やりやすかった
Q.劇中での監獄実験の印象を教えてください。
板野さん(以下敬称略)「台本上でも結構、殺伐とした雰囲気が感じられて、どうやって撮影するのかなというシーンがたくさんありました。私がクランクインした時に、監獄のラストシーンを撮影していたので見させていただきました。
クライマックスシーンは窓がなく、光が入らないという監獄の状況は精神的に追い込まれる非日常の空間でした。皆さん役に入り込んでいて、クライマックスシーンはまるで舞台を見ているかのような迫力でした」
Q.実生活でも妹さんがいらっしゃいますが、姉役はやりやすかったですか。
板野「やりやすかったです。24歳になるんですが、感覚は10代で止まったままです。何をするにしても気になってしまって、映画でマリが居候していますが、実生活でも妹がよく遊びに来るので似ているなと思いました。早く自立してほしいと思いながら、自立したらしたで心配しそうなところも似ています」
Q.ご自身が実験に参加するとしたら、看守役と囚人役どちらですか。
板野「看守役がいいかなと思っていました。囚人は寝る時間も確保されないし、ずっと監視されているし、一番つらいのはご飯です。食べることが大好きなので、食べ物が囚人用だとつらいかなと。でも、看守に悪質な人がなると、同じ立場にいることがつらくなりそうです。助けてあげたいけど助けられなくなるかもしれないので、囚人でもいいかなと思います。本当は優しい看守の集まりでいたいなと思います」
Q.堀田さんの印象をお願いします。
板野「ドラマ『3年A組』で見ていました。実際に会ったら笑顔がすてきな方で、21歳なのにしっかりしています。とても女の子らしく、守ってあげたくなるかわいさを持っている方でした。監獄実験は緊迫した場面が多いですが、笑顔の堀田さんをもっと見たいと思いました」
Q.役作りにしたことはありますか。
板野「私はタッパがあるわけではありませんが男らしい役だったので、ボクシングの立ち振る舞いやどうやったら強く見えるか、そこを一番考えました。あとは、ユマは輪ゴムを飛ばすのが癖だったので、輪ゴム飛ばしの練習をひたすらしていました(笑)」
Q.リフレッシュにはどんなことをされていますか。
板野「食事です。昔から食事、特に夜ご飯を大事にしています。どんなに忙しい日で仕事が夜遅くに終わっても、夜ご飯を食べて寝るようにしています。食べずに寝たり、コンビニ弁当で済ませたりせず、しっかり食べたいので自炊もします。時間がなくても、自炊や外食の温かいものを食べることでリフレッシュになるし、リセットされる気がします」
Q.それはAKB48時代からですか。
板野「本当に少ししか寝られなくても、ちゃんとご飯を食べて寝ていました。その時間が至福でした。ライブ終わりで疲れているときは、とにかく『お肉』が食べたくなるので、無意識に足が焼肉屋さんに向かっていました(笑)」
Q.オフの日はどんなことをして過ごされていますか。
板野「たくさん寝ます(笑)あとは映画を見たり、買い物をしたり。最近は、1年くらい前に車の免許を取ったのでドライブをしています。それも気分転換になります。車で聴く音楽も好きで、今なら夏っぽい曲を聞いています」
Q.歌手と女優業を両立されていますが、今後もバランスよく続けていくのでしょうか。
板野「どちらかを多くしたいとかはないですね。どちらも好きなので、できる限りやれたらいいなと思っています」
映画「プリズン13」は8月30日から全国公開。
(オトナンサー編集部)
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