どっちのほっぺ? 娘が友達に“チュー”されヤキモチをやくパパの漫画 「うちの夫も」
娘とお友達のほほ笑ましい“あいさつ”について描いた漫画が話題に。ある日、仲良しの男の子から「またあしたね」とチューをされた6歳の娘でしたが…。

娘とお友達のほほ笑ましい“あいさつ”について描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、仲良しの男の子から「またあしたね」とチューをされた6歳の娘。母は帰宅後、このほほ笑ましいエピソードを夫に話しますが…という内容で「ありますよね」「うちの夫もそうなると思います」「パパの気持ちも分かる」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
夫のまさかの反応が面白かった
この漫画を描いたのは、広告漫画家の木村アキラ(ペンネーム)さん(33)です。インスタグラムでは、6歳の娘と1歳の息子の育児漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
木村さん「子どもの頃から絵を描くのが好きで、18歳で漫画を投稿し始め、20歳でデビューしました。2人目の子どもが生まれて半年たち、育児に慣れてきた2019年1月からインスタグラムを始めました。子どもたちの成長記録になればいいなあと思い、家族や育児ネタで漫画を描いています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
木村さん「パパのヤキモチ(?)が面白くてネタにしました。ママ同士ではほんわかしたかわいい出来事だと思っていたので、夫も『かわいいね』と言ってくれると思っていたら、まさかの反応。5歳の男の子に張り合う夫に笑ってしまいました」
Q.男の子は、パパも知っている子だったのでしょうか。
木村さん「写真でしか見たことがないですね。娘に、『どんな子?』『かっこいいの?』『まさか好きなの?』と質問攻めでした。娘は、最初のうちはその子の名前や遊んだ内容について答えていましたが、そのうち質問をスルーして息子と遊び出しました」
Q.「ほっぺにチュー」は園などでブームだったのでしょうか。
木村さん「完全に男の子のスキルですね。突然の駆け寄りからのチュー、という鮮やかな流れに私が照れました。将来が楽しみです」
Q.その後、パパの反応はいかがですか。
木村さん「『かわいい娘が知らない男に…』『嫁に行くのもあっという間だよ』と意味の分からないことをブツブツ言っていましたが、次の日には立ち直っていたと思います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
木村さん「『娘を持つ親あるある』という声が多数でした。友達や先輩ママさんからは、『パパという生き物は娘への愛が息子とは違う』と。息子は守りながらも強く育てるけど、娘はもう溺愛! まるでアイドル! 他人が手を出すのは許されないのだと教えられ、納得しました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
木村さん「家族ネタの一つとして、夫のことを描きたいです。夫は、まだ学生だった20代前半から毛髪が抜け去り、頭部丸出しのヘアスタイルです。つらいこと、悲しいことも多数あったらしいのですが、『ぜひ俺のことを描いてくれ』と本人が言うので。
職業として、現在は広告漫画を描いたり、オリジナルの少女漫画を描いたり、漫画家さんのアシスタントをしたりしています。インスタグラムでもオリジナルの漫画でも、皆さんに笑ってもらえたり、記憶に残るようなものが描けたらうれしいです!」
(オトナンサー編集部)
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