不機嫌は私の方で…自分が笑うと周りも笑顔になることに気付いた漫画反響「あいさつ大事」
フィットネスジムでの出来事を描いた漫画が話題に。ジムのレジで担当者の男性にあいさつをする女性。いつもは不機嫌そうな男性が初めて笑ってくれたので…。

フィットネスジムでの出来事を描いた漫画「大切なのに気づかなかった事」がSNS上で話題となっています。ジムのレジで担当者の男性にあいさつをする女性。いつもは不機嫌そうな男性が初めて笑ってくれたので、その理由を考えると…という内容で「素晴らしい気付き」「すてきです!」「あいさつ大事ですよね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
温かい笑顔に胸の奥がジーン
この漫画を描いたのは、かいし(ペンネーム)さん(23)です。イラストレーターとして活躍しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
かいしさん「小学生の頃から描いていました。インスタグラムに掲載し始めたのは、2018年1月ごろからです。ペルーに1年間留学していた経験が自分の人生を大きく変えてくれたので、ラテン世界の不思議や感動を伝えたい、記録したいと思ったのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
かいしさん「ジムの方の笑顔がとても温かく、胸の奥がジーンとする何かを感じました。その後もうれしい気持ちが続き、いろいろ考えるきっかけになり、ささいなことですが、この気持ちを伝えたいと思い、家に帰ってすぐ描きました」
Q.カイシさんがこの日、自然と笑顔であいさつができたのはなぜだったのでしょうか。
かいしさん「現在、ドミニカ共和国に単身赴任中で、つらいことや大変なことがたくさんある中、仲間たちから元気をもらうことが多く、自然と笑顔になっていたんだと思います」
Q.笑顔を心がけるようにしてから、何か良い影響はありましたか。
かいしさん「自分が笑顔でいると、不思議と周りも笑顔になっていく感じがしました。人からもらった元気やエネルギーは、次から次へと人に伝わるんだなと思いました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
かいしさん「『簡単なことなのに、まず自分ができていないから、他人との距離を感じていたんだと分かりました』など、たくさんの反響を頂きました。自分も皆様のコメントで常にインスパイアされたり、感動を頂いたりしているので、描いてよかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
かいしさん「まだまだ、誤解されていることやあまり知られていない中国の文化が多いと思うので、私が思うリアルな中国の文化をこれからもっと発信していきたいと思います。また、クリエーターになるのが夢なので、イラストやデザイン、撮影など、幅広く自分の世界観を表現できる活動に取り組んでいきたいです」
(オトナンサー編集部)
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