ママ「どっちか」 チョコとゼリー両方食べるための姪の“うそ”描く漫画反響「演技派」
お菓子を食べるための女の子の“作戦”を描いた漫画が話題に。チョコレートとゼリー両方を欲しがる2歳の女の子。ママが「どっちか一つならいいよ」と言うと…。

お菓子を食べるための女の子の“作戦”を描いた漫画がSNS上で話題となっています。チョコレートとゼリー両方を欲しがる2歳の女の子。ママが「どっちか一つならいいよ」と言うと、チョコレートを選びますが…という内容で、「かわいい!」「演技派」「考えましたね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
クレヨンしんちゃん女子版のような姪
この漫画を描いたのは、会社員でイラストレーターとしても活動中のinari(ペンネーム)さん(31)です。オフィシャルサイトやインスタグラムで作品を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
inariさん「1歳の息子を育児中ですが、『生まれてから今までの記憶がない!』と3カ月くらい前に気付きました。遅いですね(笑)焦って子育ての思い出を記録しようと思い、描き始めました。仲良しの姪(めい)たちの記録も一緒に残したいと、それぞれのエピソードを描いています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
inariさん「2歳の姪、こっちゃんはクレヨンしんちゃん女子版のような子で、描きたい事件がありすぎます。今回もその中の一つです」
Q.いつごろから、うそをつくようになったのですか。
inariさん「今まで、空想や妄想の話をすることはありましたが、今回のような『自分の利益のためのうそ』は初めて聞きました。『どうにかして食べたい!』という一心で頭をフル回転させたんでしょうね(笑)」
Q.こっちゃんの言葉を聞いて、どう対応しましたか。
inariさん「姉(こっちゃんの母)は『チョコとゼリーを両方食べられる作戦を立ててきたな』と思ったらしく、家の中を一緒に捜したりして作戦に乗ってみたそうです。最後は、指で作った『ミエールメガネ』でお口やおなかを見せてもらってチョコを発見。その後、本人が『食べた』と白状したので、ゼリーをあげたとのことでした。最終的にゼリーもゲットしたので、こっちゃんの作戦勝ちですね。やり手です」
Q.こっちゃんの演技を見てどのように感じましたか。
inariさん「2歳なりにいろいろ考えているんだなあと、とても面白かったです。途中で、『チョコがない!』と捜している時は迫真の演技だったらしいので、もしかしたら本人も食べたことを忘れて、本当にないと思っていたのかもしれません」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
inariさん「こっちゃんの演技を笑ってくださった方が多い気がします。うそをついたことに対しても皆さんから優しい反応を頂き、こちらが癒やされました。ありがとうございます」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
inariさん「個人的な育児記録として描いていますが、皆さんに少しでも笑っていただけたらうれしいです。今後は、エッセーやイラストのお仕事も徐々に増やしていけたらいいなと思っています」
(オトナンサー編集部)
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