あんたも買うたげる…娘をいつまでも“15歳”と思っている母の言葉に涙が出た漫画話題
母の言葉でセンチメンタルになった出来事を描いた漫画が話題に。母の欲しがっていた洋服が安くなっていることをチラシで知った女性が、母にそのことを告げると…。

母の言葉でセンチメンタルになった出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。母の欲しがっていた洋服が安くなっていることをチラシで知った女性。母にそのことを告げると…という内容で、「ジーンときた」「私の母も同じです」「泣ける」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
母はずっと見守ってくれていた?
この漫画を描いたのは、Rie(ペンネーム)さんです。漫画家として活動しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
Rieさん「19歳くらいです。その時はプロを目指していたのですが、諦めてからはずっと描いていませんでした。しかし、趣味でも『やっぱり描きたい』という気持ちがあって、インスタグラムであれば1~2ページでも発表できることに気づき、漫画を発表するようになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
Rieさん「ちょうどその日に起こった出来事を描きました。なぜか分かりませんが、胸がキューンとしてしまい、その気持ちをフレッシュなうちに描きたいと思いました」
Q.この時は、どんな気持ちで涙したのでしょうか。
Rieさん「その時は理由は分からなかったのですが、後で考えると、いつまでも母にとって自分は子どものままで、ずっと見守ってきてくれていたんだなと感じて涙が出たのかもしれません」
Q.お母さまとは、普段から仲が良いのでしょうか。
Rieさん「はい、仲は良いです。よく話もするし、一緒に買い物に出かけたりもします」
Q.逆に、Rieさんから見て、お母さまは子どもの頃と同じような存在ですか。
Rieさん「子どもの頃、母はとてもパワフルな人だと思っていました。中身は今もあまり変わっていません。ただ、やはり高齢になって体が弱ってきているので、心配になって、私の方が親のような気持ちになることもあります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
Rieさん「漫画を見てくれた方は、やはり自分と親との関係を重ね合わせた方が多かったようです。『涙が出た』『親に感謝したい』と言ってくださる方が多かったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
Rieさん「インスタグラムでは、引き続き母の話を中心としたコミックエッセイを描いていきたいです。また、創作の短編漫画も描きたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
え、べつに?
やさしいですね。今、娘は嫁に行って息子は一人暮らしをしていて、たまに返ってくると、ご飯だよ、お手て洗って席についてと、つい言ってしまいます。親には、大人なのに子供の時の記憶が鮮明でなかなか抜け出せないのかも。あとはもう、ただただ元気で暮らしてくれれば本当に、親が幸せですね。