「お父さんのこと好きな人?」に覚えたての“はーい”で応じる息子の漫画、ママには…
「はーい!」のお返事ができるようになった息子を描いた漫画が話題に。「お父さんのことが好きな人?」と聞く父に手を上げて応じる息子。そのかわいい姿を見て、母も…。

「はーい!」のお返事ができるようになった息子を描いた漫画がSNS上で話題となっています。「お父さんのことが好きな人?」と聞く父に手を上げて応じる息子。そのかわいい姿を見て、母も「お母さんのことが好きな人?」と問いますが…という内容で「かわいいですね」「これは悲しい…」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
成長の喜びと複雑な心境とが同居
この漫画を描いたのは、デザイナー兼イラストレーターのピヨ子(ペンネーム)さん(32)です。デザインやイラストの仕事をしながら、インスタグラムで育児漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ピヨ子さん「息子が生後2カ月になった、2018年8月くらいからです。息子が大きくなったときに、家族で見返してくすりと笑えるものを残したくて描きました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ピヨ子さん「『はーい』を覚えた息子の成長の喜びと、まさか、主人にだけ応えるという寂しく複雑な母の心境を記録したいと思ったからです」
Q.うれしそうな旦那様を見てどんな気持ちでしたか。
ピヨ子さん「『よかったね! たくさん遊んでくれてるもんね』という喜びと、『私の方が息子と一日の時間の大半を過ごしているだけに、悔しい…』という気持ちが半々でした(笑)」
Q.息子さんは「パパっ子」なのでしょうか。
ピヨ子さん「帰宅後や休みの日に、主人が自主的に遊んでくれたり、優しい話し方で常に考えて接してくれていることが伝わるので、自然とパパっ子になっていきました。本当に優しい顔をするので、見ているこちらが和みます」
Q.その後、お母さんに「はーい」してくれるようになりましたか。
ピヨ子さん「少ししてからは私にも応えくれたのですが、息子の空前の『はーい』ブームが去ったらしく、最近はめっきり手を上げてくれません。悲しいです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ピヨ子さん「『押さえるところを分かってる息子さんですね』と息子を褒めてくれる方、『一番一緒にいるのはママなのに悲しい』と一緒に悲しんでくれる方、『ママは好きじゃなくて愛してるよなんですよ!』と励ましてくださる方など、いろいろなコメントを頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ピヨ子さん「日々の面白かったことや、主人にスポットを当てた話も展開していきたいです。妊娠中に切迫流産になった話や、出産の話も描いてみたいです。やりたいことだらけで、脳内がネタであふれています。機会があれば、子育て誌のイラストにも挑戦できたらと、夢ばかりが膨らんでおります」
(オトナンサー編集部)
コメント