サラダまで！？　何でも“寒天”にする秋田南部の文化描く漫画反響「フランス料理みたい」

　秋田県南部のユニークな食文化を描いた漫画「秋田県南には何もかも寒天で固めるナゾ文化がある」がSNS上で話題となっています。秋田県南部の実家に帰省した際、卵サラダが寒天で固められているのを発見した女性。他にも、おかず系からスイーツ系まで幅広いバリエーションが…という内容で「初めて知った」「食べたくなった」「フランス料理みたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

50代以上の女性がよく食べる

　この漫画を描いたのは、とり（ペンネーム）さん（31）です。育児をしながらイラストレーターとして活動しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

とりさん「つい最近帰省した際に、卵サラダ寒天と抹茶ミルク寒天がお茶のおともとして出されたためです。『で、出た…！』と懐かしさが湧き上がったので描いてみました」

Q.皆さん、寒天料理をよく召し上がるのでしょうか。

とりさん「若い世代は分かりませんが、50代以上の女性が食べている印象はあります」

Q.寒天料理はお好きですか。

とりさん「ものによっては食わず嫌いなのですが、フルーツ寒天やミルク寒天などの『スイーツ系』が好きです」

Q.寒天料理を作ったことはありますか。

とりさん「作ったことはありませんが、作業をしている様子を見たことはあります。大量の砂糖を入れて作っていました。これも秋田県南部の料理の特徴です」

Q.例えば、県北部の人は寒天料理をどう思っているのでしょうか。

とりさん「秋田県は広いので、北部と南部では環境が全く異なります。寒天料理を食べる文化がなければ、他県の方と同じように驚かれるのではないでしょうか」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

とりさん「『食べてみたい』『作ってみたい』という前向きな意見が多く、うれしかったです」

（オトナンサー編集部）