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浅川梨奈、スパガ卒業まで「いかに嫌われ役を買って出られるかだと思っていました」

映画「血まみれスケバンチェーンソーRED」前後編で主演を務める浅川梨奈さんに単独インタビュー。SUPER☆GiRLS卒業までの心境などを聞きました。

 映画「血まみれスケバンチェーンソーRED」前後編で主演を務める浅川梨奈さん。同作は、うぐいす中学3年の鋸村ギーコ(浅川さん)が改造死体と激戦を繰り広げるアクションスプラッター映画です。

 オトナンサー編集部では、浅川さんに単独インタビューを実施。アクションシーンの印象やアイドルグループ・SUPER☆GiRLS卒業までの心境などを聞きました。

もっと広い視点でモノを見なければ…

Q.アクションシーンが楽しそうでした。運動はお好きですか。

浅川さん(以下敬称略)「運動が好きじゃないので、できるだけ動きたくないタイプです。いざ始まると楽しくて、もっとやりたいと思いました。完成したものを見て、やってよかったと思いました」

Q.今回の血はCGでしょうか、血のりでしょうか。

浅川「半々ですね。バスの中とかは血のりで汚せないのでCGでした。森のシーンや後編はガチで血のりでやっていましたが、血のりを出しすぎて、その場所の管理人さんが怒ってしまい、スタッフさんが一生懸命落とすという事件がありました(笑)」

Q.血のりはテンションが上がると以前おっしゃっていました。今回はいかがでしたか。

浅川「台風が来ていたときだったので、血のりが楽しいとか言っていられませんでした。現場は寒いし、過酷だし、後半の記憶はほとんどありません(笑)撮影を始めたときは、洋服に血のりを飛ばすシーンでも、『もうちょっといきましょう』と言っていましたが、後半になると『今日も血のりか~』という気分になりました」

Q.ギーコと似ているところはありますか。

浅川「大事なもののためだったら、戦うところ。私は大事なもののために戦うことが多いです。もちろん殴り合いとかではなく口頭ですが。マネージャーともよく揉めます(笑)正義感は昔から強いといわれているので似ているのかなと思います」

Q.お気に入りのシーンを教えてください。

浅川「アクションシーン全般ですね。精神的にも体力的にも大変で、ちょっとのズレで撮り直しになります。一度、あのちゃんにガチで当ててしまったこともあるし、ぶつかったり手が当たったり、頭を殴られたりしたこともあります(笑)」

Q.できたものをご覧になっていかがでしたか。

浅川「思っていた以上に格好良くなっていて、迫力がありました。撮影中は自分が演じているので、どんなふうに見えているか、分からないところも多いです。いろいろな音響や特殊効果、CGなどが一つになるとこんなに格好良くなるのかと思いました」

Q.2018年を振り返ってみていかがですか。

浅川「ここ2年くらいは卒業のことを考えて仕事していたので、特に変わりありません。2018年は厄年で病気が多く、プライベートでも問題ありすぎで、私が問題を起こしたわけではないのですが、やっと終わったと思いました。インフルエンザに始まり、肉離れを起こし、足に水がたまり、アブにかまれ、ブヨに刺され、アイロンでお尻を焼き、胃腸炎になり、本当に大変でした(笑)」

Q.2019年の目標を教えてください。

浅川「今までやってきたことがなくなり、ゼロから始まるので、今まで付いてきたファンの方々も変わってくると思います。今後はもっと広い視点でモノを見なければならないと思うし、もっといろいろなところで学んでいかなければならないと思っています。一つ一つの仕事や現場を今まで以上にもっと大事にしていきたいし、もっといろいろな人と話したいし、いろんなことを吸収したいので、勉強の一年にしようと思っています」

Q.SUPER☆GiRLSを卒業するまでの心境は。

浅川「普通ですね。寂しいという感情は少なくて、新しいメンバーに何を教えられるかを考えました。私はいろいろな現場を経験して、先輩や大人への関わり方をメンバーの中で一番学んでいるので、そういうところは後輩に伝授していかなければと思いました。

同期の渡邉幸愛がリーダーになり、強く言えるタイプではないので、残りの時間でいかに嫌われ役を買って出られるかだと思っていました。厳しいことを言える人が、メンバーにもスタッフにもいませんし、正しいことを褒めてくれる人もいません。できたら褒めて、ダメなところはちゃんと言わないと、あの子たちのためにならないし、メンバーももっと大変になると思いました」

 映画「血まみれスケバンチェーンソーRED」前後編は2月22日から全国公開。

(オトナンサー編集部)

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