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5月&6月は“おむつ外し”に最適 自閉症児の母が強調するワケ

いきなりおむつを外すのが不安なら、パッドを使う手も

 トイレトレーニングというと、おむつを外してパンツにすることだと考える人も多いかと思いますが、それだけがトイレトレーニングではありません。まずはおむつのままで、トイレに行く習慣をつけることだけでも大事なファーストステップです。

 トイレに行く習慣がついてきたら、徐々におむつからパンツに移行していきたいところですが、こうしたステップが難しい子の場合、パッドを使うという手もあります。

 今はドラッグストアやスーパーなどで、「トイレトレーニング用パッド」が売られているため、それをパンツの上に敷き、ぬれたら交換するという「おむつとパンツの間の期間」をつくってもよいかもしれません。

 息子の場合は、自閉症という障害の特性ゆえか、部分的に感覚が過敏であったり、神経質であったりすることがあり、トイレの後に尿が滴程度であっても、パンツに付くのを嫌がることがありました。

「パンツがぬれるのが嫌」というのは、トイレトレーニングにおいて大事な感覚です。しかし、それが極端だと、気持ちが落ち着かなくなったり、頻回にトイレに行き過ぎてしまったり、着替えをしたくなり過ぎてしまったりなどするため、それはそれで大変です。そういう子の場合も、パッドがあるとパンツがぬれることはありませんから、進めやすいかと思います。

 トイレトレーニングは、親にとっても子どもにとっても大きなストレスがかかることですから、無理なく進めていくのがよいのではないかというのが、私の持論です。

今年の夏はおむつを外してプール遊びをさせたい!

 息子は毎年、3月、4月になると精神的に不安定になってしまい、トイレトレーニングも一気に後退してしまいます。そのため、この記事を書いている今も、少し後退してしまっている最中ですが、毎年、徐々に進めてきた結果、「今年はあとちょっとでトイレトレーニングを卒業できるのではないか…?」というところまで到達している気がします。

 そのため、この5月、6月の息子の頑張りに期待したいと思っています。初夏におむつを外すことができたら、その夏にはプール遊びなど、レジャーの幅も広がりますよね。

 トイレトレーニングに励むお子さんが、おむつを外した状態で夏にプール遊びに行けることを祈っています。

(ライター、イラストレーター べっこうあめアマミ)

【画像】今年の夏、自閉症の息子に達成させたいことは?

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べっこうあめアマミ(べっこうあめあまみ)

ライター、イラストレーター

知的障害を伴う自閉症の息子と「きょうだい児」の娘を育てながら、ライター、電子書籍作家として活動。「ママがしんどくて無理をして、子どもが幸せになれるわけがない」という信念のもと、「障害のある子ども」ではなく「障害児のママ」に軸足をおいた発信をツイッター(https://twitter.com/ariorihaberi_im)などの各種SNSで続けている。障害児育児をテーマにした複数の電子書籍を出版し、Amazonランキング1位を獲得するなど多くの障害児家族に読まれている(https://www.amazon.co.jp/dp/B09BRGSY7M/)。「べっこうあめアマミ」というペンネームは、障害という重くなりがちなテーマについて、多くの人に気軽に触れてもらいたいと願い、夫と相談して、あえて軽めの言葉を選んで付けた。

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