柳美稀、「映画刀剣乱舞-黎明-」ギャル役の反響に「うれしかった」 「賭ケグルイ」妄のような“ぶっ飛んだ演技”「極めていきたい」
人気ゲームの実写映画第2弾「映画刀剣乱舞-黎明-」に出演する柳さんに、作品や演技についてインタビュー! 胸に秘めた思いを語ってくれました!
特撮ドラマ「動物戦隊ジュウオウジャー」のセラ/ジュウオウシャーク役でも知られる俳優の柳美稀さんが出演する、人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案とした実写映画の第2弾「映画刀剣乱舞-黎明-」が3月31日より公開中です。同作で、へし切(きり)長谷部(和田雅成さん)の仮の主でギャル系大学生の実弦(みつる)を演じる柳さんに、実弦を演じた感想や演技などについて聞きました。
ギャル系キャラを演じることに「自信」
原案のゲーム「刀剣乱舞ONLINE」は、名だたる刀剣が戦士に姿を変えた「刀剣男士」を育成しながら歴史を守るために戦うという内容で、ミュージカル、舞台、アニメ、さらに今年は歌舞伎など、さまざまなメディアミックスが展開されている人気作です。
「刀剣乱舞」のゲームや舞台、映画第1弾「映画刀剣乱舞-継承-」も知っていたという柳さんは、今作の出演について「最初はすごくうれしかったです」と喜びつつ、その一方で「男性メインというか女性がほとんど出てこない作品なので、本作で異例の登場にファンの方がどういう反応をされるのか不安もありました。プロデューサーに『私、大丈夫ですか? 女の子ってどうですか?』って聞いたこともありました」と振り返りました。
柳さんの出演が公表されると、ツイッターでは「ギャル審神者(さにわ)」「ギャルと長谷部」がトレンド入りするなど大反響となり、当時の心境について、柳さんは「受け入れてもらえて本当にうれしかったです! 優しいファンの方ばかりで」と、胸をなで下ろしたということです。
見た目がギャルの実弦については「ギャルで明るい子。その場の空気を乱したりしますが、根は真面目で、どこか憎めないような女の子です」と説明しています。出身の福岡から高速バスで上京するという描写もあり、「大学生なのでお金がなく、高速バスに乗ってくる。通常、博多から東京までバスで移動する場合、14時間ぐらいかかるらしいので、へし切長谷部と実弦のお尻は爆発しちゃいますよね(笑)」と語り、満面の笑みを見せました。
柳さんといえば、映画化もされた連続ドラマ「賭ケグルイ」(MBS・TBS系)シリーズで左目の眼帯、多数のピアスがトレードマークの生志摩妄(いきしま・みだり)での怪演や、連続ドラマ「24 JAPAN」(テレビ朝日系)では、主人公の娘の親友で、派手で自由奔放な性格の女性を好演しました。さらに、キャバクラ嬢やギャル系の女子高生など、劇中で目を引くキャラクターを多数演じ、好評を得てきました。
実弦役をオーディションで勝ち取った柳さんは、ギャル系のキャラクターを演じることについて「自信を持っています」と力強く語り、“ぶっ飛んだ役”を演じることについては「極めていきたいですね。普通に生活してて、人に罵声を浴びせたり、殴ったりすることってないと思います。でも、役によってそういうことができる仕事なので、ぶっ飛んだ役をいくつも演じるうちに、自信を持てるようになりました」と目を輝かせていました。
物語の中で際立つキャラクターを演じてきた柳さんに、今後、挑戦してみたいキャラクターを聞いたところ「人間関係がドロドロの恋愛作品で、親友の恋人を奪ったりとか、物語をかき回すような役とか。視聴者に嫌われるような役を演じてみたいです」と答え、「SNSで、役名で『あいつ嫌い』みたいな事を書かれたりしたら、うれしいですね。役が嫌われた分だけ、見てくださった方たちに響くお芝居ができるように、記憶に残っていただけるような演技を目標に頑張っていきたいです」と声を弾ませていました。
柳さんが今作で演じる実弦は、視聴者の皆さんにどう映るのか。映画館で、ぜひ確かめてみてください。
(オトナンサー編集部)
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