“万年脇役”おかずが主役に! ローソンストア100「だけ弁当」第6弾「玉子焼弁当」爆誕 関東は「甘め」、中部&関西は「ほんのり甘め」の味付けに
ローソンストア100から、おかずが1つだけの「だけ弁当」シリーズの第6弾が登場。新作は「玉子焼弁当」です。
ローソンストア100(川崎市)が、おかずが1つだけの「だけ弁当」シリーズ第6弾「玉子焼弁当」を11月16日から発売しています。
「だし醤油」で味の調節も
「だけ弁当」は、「弁当の定番だが主役になれないおかず」を主役に据えるというコンセプトで、あえて1種類におかずを絞った超シンプルなお弁当シリーズ。2021年6月に第1弾として発売された、おかずがウインナー5本だけのお弁当「ウインナー弁当」は、「お弁当はこういうのでいいんだよ」「子どもの頃の夢がかなった!」などSNSで多くの反響があり、累計で約140万食(2022年10月末時点)を販売する大ヒット商品に。以降も「ミートボール弁当」「のり磯辺揚弁当」「白身フライ弁当」「チキンナゲット弁当」が発売されています。
今回、新たに発売される「玉子焼弁当」は、お弁当の人気のおかずで必ず上位に入り、嫌いな人もほぼいないはずなのに“万年脇役”だった玉子焼きがメイン。ご飯は120グラム、玉子焼き(8個)は138グラムと、玉子焼きの方が少し多めに入っており、添付の「だし醤油」をかけて味の調節も楽しめます。
玉子焼きといえば、地域によって味付けが異なることで知られるおかず。関東では江戸前ずしの文化から酢飯に合う「甘い玉子焼き」が好まれる一方で、関西では京料理の文化から「だし」が重視されるため「だし巻き」が好まれ、「玉子焼き=甘くない」印象が強いといわれています。
同社によると、関東・中部・関西それぞれの店舗で販売するにあたり、「玉子焼きの味付けをどちらに合わせるか」について社内でも議論になったそう。その結果、ベースの玉子焼きは「だし巻き」として、関東では「甘め」の味付けに、中部・関西では「ほんのり甘め」の味付けとなっています。なお、エリアによって味付けを変えるのは、「だけ弁当」史上初といいます。
ちなみに、同シリーズではこれまで楕円(だえん)型の弁当箱が使われていましたが、今回はきれいにたくさん玉子焼きを入れることができるよう、四角い弁当箱にしているとのことです。
価格は216円(税込み)。全国666店舗で販売中です。
(オトナンサー編集部)
コメント