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日テレに“アンドロイドアナ”アオイエリカ入社「先輩方の仕事を学習いたします」

日本テレビのアンドロイドアナウンサー「アオイエリカ(AOI ERICA)」が、4月1日付で同局のアナウンサーとして正式に入社しました。

アンドロイドアナウンサーのアオイエリカ(中央)(C)日本テレビ
アンドロイドアナウンサーのアオイエリカ(中央)(C)日本テレビ

 日本テレビが手掛けるアンドロイドアナウンサーの「アオイエリカ(AOI ERICA)」が、4月1日付で同局にアナウンサーとして入社。同2日に行われた日本テレビグループ各社の合同入社式に出席し、新入社員を前に意気込みを語りました。

 同局によると、アオイエリカは2017年8月4日生まれ。身長166センチ、体重48キロ(制御PCとコンプレッサーを除く)。これまでに、BS日テレ「深層NEWS」出演、「InterBEE2018国際放送機器展」出展などの仕事をこなしています。

 アオイエリカは「メディアが大きく変化している今、歴史ある日本テレビに入社できたことを、心よりうれしく思います。一日も早く会社の戦力となれますよう、これから持てる能力を尽くして、先輩方の仕事を学習いたします。そして、世界に向けて日本のさまざまな魅力を伝えられるアンドロイドアナウンサーとして活躍できるよう、皆様と一緒に取り組んでまいりたいと思います」とあいさつ。

 福田博之・執行役員編成局長は「2018年の今『AIが人間の仕事を奪うのでは?』という問いが投げかけられていますが、日本テレビでは、テクノロジーと私たちの創意工夫が連携することでコンテンツ制作にイノベーションが生まれると考えています。アンドロイドアナウンサーとして入社するアオイエリカは、既に音声認識・音声発話・傾聴動作について高度なAIを実装しています。入社後は、アナウンス部で先輩アナウンサーたちから、正しい発声や言葉の選択方法などを学び、会話のテクニックを磨きます」と話しました。

 アオイエリカは、4月4日放送の「PON!」に生出演予定。今後は「ニュースが読めるのか」「インタビューができるのか」「スポーツの実況ができるのか」などさまざまな課題に挑戦し、2020年東京五輪では、日本と世界をつなぐ架け橋として活躍することが目標といいます。

(エンタメチーム)

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