磯村勇斗、宇野祥平との共演は「毎シーンほれる」
磯村勇斗さんが初主演を務める「ビリーバーズ」が7月8日から公開。磯村さんと宇野祥平さんに出演の感想や信じられるものなどについて聞きました。
俳優の磯村勇斗さんが映画初主演を務める「ビリーバーズ」が7月8日から公開されます。
同作は、山本直樹さんの同名コミックが原作。ニコニコ人生センターという宗教的な団体に所属しているオペレーター(磯村さん)、副議長(北村優衣さん)、議長(宇野祥平さん)は、無人島での共同生活を送っています。彼らは孤島で俗世の汚れを浄化し”安住の地”へ出発するために修行中ですが、日々のわずかなほころびから、3人は徐々に互いの欲望を暴き出していく……という物語です。
オトナンサー編集部では、磯村さんと宇野さんに、信じているものや共演感想などについて聞きました。
信じられるものは磯村「自分自身」、宇野「映画」
Q.信仰が作品のモチーフに使われていますが、絶対に信じられるものはありますか。
磯村さん(以下敬称略)「自分自身を信じようとしているかもしれません。自分の限界を超えていくため、できるぞと言い聞かせている時もあります」
宇野さん(同)「映画は信じられます。自分が一番信じたいものです」
Q.共演されていかがでしたか。
磯村「宇野さんが議長さんで入ると聞いて、楽しみにしていました。本当にこの世界を引き締めてくれて、毎シーンほれていました」
宇野「こちらこそですし、磯村君に助けられっぱなしでした」
Q.出演された感想をお願いします。
磯村「オペレーター役をやることで自分の中で俳優として成長できたと思います」
宇野「3人で芝居をするのがとても面白かったです」
Q.役作りでしたことはありますか。
磯村「ある信仰をされていた方とお会いしたりしました。信仰という目に見えないものは自分で作っていくしかないと思いました」
宇野「磯村君、北村さん、スタッフの皆さんからヒントをもらい、城定秀夫監督に引き出してもらいました」
Q.役に似ているところや共感できるところはありましたか。
磯村「このキャラクターたちは三大欲求を削って、普通の生活ではない精神状態で過ごしています。最終的に欲望に負けるところは理解できました」
宇野「普段の僕たちと同じような気持ちがそこにはあるように思いました」
信仰を扱った作品。お互いの欲望を暴き出され、3人の関係が変わった時に何が起こるのか、注目です。
(オトナンサー編集部)
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