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井上小百合、役と同じく休みは「遊ぶ」タイプ 自由研究で受賞経験も

映画「ラストサマーウォーズ」に出演する俳優の井上小百合さんに、子役たちとの撮影や自由研究の思い出などについて聞きました。

井上小百合さん(撮影:Saori Saito)
井上小百合さん(撮影:Saori Saito)

 映画「ラストサマーウォーズ」に出演する俳優の井上小百合さん。同作は、小学6年生の男の子・陽太(阿久津慶人さん)は、思いを寄せるクラスメイトの明日香(飯尾夢奏さん)が、夏休み終わりに外国に引っ越してしまうことを知ります。陽太は明日香に自主映画に出てほしいと頼み、映画撮影が始まる…小学生たちのひと夏を描いた青春映画です。井上さんは陽太の学校の土方先生役で出演します。

 オトナンサー編集部では、井上さんにインタビューを実施。子どもたちとの撮影や自由研究の思い出などを聞きました。

休みは遊びたいタイプ

Q.台本を読まれていかがでしたか。

井上さん(以下敬称略)「子どもたちの純粋さを、面白おかしく描いていて、楽しかったです。子どもたちを取り巻く大人たちが、その真っすぐな姿勢を見て一緒に成長していくところがすてきだと思いました」

Q.子どもたちとはどのように仲良くなりましたか。

井上「最初は子どもたちも緊張していて、どう距離を縮めようかと戸惑いました。でも、昔、塾の講師をしていたという宮岡太郎監督が、子どもたちと接するコツを教えてくださって、少しずつ打ち解けていきました」

Q.現場の雰囲気はいかがでしたか。

井上「子どもたちとロケバスに乗って毎日現場に行っていたのですが、私たち大人にとっては、単なる仕事への移動です。それが、子どもたちにとっては、毎日が遠足の気分で朝からおやつの話で盛り上がったり、本当にかわいくて、こちらまで楽しくなりました」

Q.土方先生と似ているところはありましたか。

井上「『遊びな』というセリフがあって、私もそういうタイプで、休みがあったら遊びたいタイプです。自然体でいるところは土方先生と似ているかもしれません」

Q.表現者として楽しかったことを教えてください。

井上「出身地の埼玉県で撮影ができたことです。共演者の方々も埼玉出身の方が多く、同じ地域で育ってきた人たちが東京で再会して、地元で一緒に撮影するという巡り合いが面白かったです」

Q.映画では自由研究として映画を撮りますが、井上さんは自由研究の思い出はありますか。

井上「川魚の研究と称して川に遊びに行ったり、自動販売機でボタンを同時に押したらどっちが出るかみたいなことをやっていました。あとは、いろんなものを燃やすという実験もしていました。物によって火の色が違うことが分かって、それを研究報告でまとめたら賞を取りました」

Q.夏休みはどんなことをされていましたか。

井上「自転車で駆け回っていました(笑)自然の中で豊かな時間を過ごしていたなと思います」

 映画「ラストサマーウォーズ」は全国公開中。

(オトナンサー編集部)

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