孫に買ったパンを食べてしまった祖父、祖母に詰め寄られても完全無視の黙秘権行使が「ちょっとかわいい」
知らないふりをする祖父の様子を描いた漫画が話題に。1歳の孫のためにパンを用意していた祖母でしたが…。

知らないふりをする祖父の様子を描いた漫画「黙秘権使ってるのに」がSNS上で話題となっています。1歳の孫のためにパンを用意していた祖母。しかし、ふと見るとそのパンがなくなっており…という内容で「ヤバいね(笑)」「ちょっとかわいい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
黙れば黙るほど事実が浮き彫りに…
この漫画を描いたのは、主婦のかんぱい(ペンネーム)さん(30代)です。インスタグラムでエッセー漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
かんぱいさん「妹の勧めで2021年5月から描き始めました。家族内での笑い話を『お姉ちゃんは絵が好きだから、漫画にしてみたら』と言われて、つい調子に乗って(笑)。絵は好きですが漫画を描く知識はないので、いろいろと手探りをしながら描いています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
かんぱいさん「実家に寄ったときにたまたま見た光景だったのですが、父は一言もしゃべらないのに黙れば黙るほど事実が浮き彫りになって…『こんなことってある?』と思い、すぐに描きました」
Q.お母さまは最初から、孫ちゃんのためにパンを購入していたのですか。
かんぱいさん「はい。父にもそうきつく伝えていたそうです。そして、父にも別のパンを購入していました」
Q.お父さまは、このパンが好物だったのでしょうか。
かんぱいさん「父はパンそのものが好物なので、自分の分を食べているときについ忘れて、全部食べてしまったのだと予想していますが…いまだに黙秘を続けているので、真相は一応闇の中です」
Q.これまでも「食べないで」と言われたものを食べてしまうことがありましたか。
かんぱいさん「常習犯です(笑)昔からそうなので、常に真っ先に疑われます。このようなエピソードはたくさんあるので、今後も描いていきたいです」
Q.この後、犯行を「自白」したのでしょうか。
かんぱいさん「いまだに黙秘を貫いています。黙秘を貫きつつ、後日、何かしらおやつを買ってくれます。母も私たちも慣れているので、後から笑い話にすることが多いですね」
Q.おちゃめなお父さまをどう思いますか。
かんぱいさん「ミラクルな人だと思います! このような状況は父と母でなければ起こらないですね。これは父が目立つエピソードですが、母の問い詰め方が絶妙なんです。変な空気にならない問い詰め方をしてくれます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
かんぱいさん「父がかわいいというコメントを頂きました! 父が孫ちゃんのパンを食べちゃう話なので、しんらつな意見があったらどうしようと心配していたのですが、父の面白さが伝わったのかなーと、とてもうれしいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
かんぱいさん「身の回りで起こったことや過去の思い出など、描きたいことがまだまだあるので一つ一つ描いていきたいです。また、最近は全然更新できていませんが、ファッションやコスメのイラストを載せているアカウントもあるので、そちらにも描きたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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