グイグイ話しかける高コミュ力息子、見知らぬパパを“SMAP”と呼んだ出来事が「ドキドキしますね」
人見知りをしない息子のエピソードを描いた漫画が話題に。知らない人にもどんどん話しかける、コミュニケーション能力の高い2歳の息子はある日…。

人見知りをしない息子のエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。知らない人にもどんどん話しかける、コミュニケーション能力の高い2歳の息子。ある日、父親と公園に行ったとき、初対面の親子連れに息子が…という内容で「ドキドキしますね」「ちょっと切ない?(笑)」「ほほえましくてかわいい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
ニヤニヤしながら帰ってきた夫
この漫画を描いたのは、クリエイターのはみだしみゆき(ペンネーム)さんです。ツイッターとインスタグラムで育児漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
はみだしみゆきさん「以前から、仕事や趣味で漫画やイラストを描いていたのですが、妊婦だったときに、育児漫画を描いている方々の投稿をSNSで見て、私も描きたいなーと思っていました。息子が生まれたての頃は、お世話に追われてなかなか絵を描く時間が作れなかったのですが、子育てが少し安定してきた頃、念願だった育児漫画を描いてSNSに投稿することができました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
はみだしみゆきさん「その日は夫と息子で公園に出かけ、私は家で帰りを待っていたのですが、帰ってきた途端に夫がニヤニヤしながら、『今日こんなことがあってさ~』と話し始め、聞いていたら、私も笑ってしまったので漫画にしました。息子は普段から、あまり人見知りをせず、いろいろな人に話しかけていくので、その光景が目に浮かび面白かったです」
Q.ママやパパは人見知りをするタイプですか。
はみだしみゆきさん「2人とも人見知りではないのですが、見知らぬ人にグイグイ話しかけていくような感じではないです。ただ、小さい頃の私は、知らない人に話しかけられたときは母親の後ろに隠れるくらいの人見知りでした。夫はとても人懐っこく、知らない人にも積極的に話しかける子どもで、迷子になって、両親が焦って探しているときにも知らない子と一緒に楽しく遊んでいたりしたそうです」
Q.息子さんのコミュ力に「ちょっとドキッとする」理由は。
はみだしみゆきさん「息子がよく、『一緒にアソボ!』と近づいていくのですが、『見知らぬ子とあまり遊びたくない』というご両親やお子さんもいると思うので、息子がアグレッシブに行くとちょっとドキっとします」
Q.このお父さんは、実際には「SMAP」に似ていたのでしょうか。
はみだしみゆきさん「『このお父さんはSMAP似ではなかったかなあ~』と夫が言っておりました。穏やかで優しそうなお父さんだったそうです」
Q.誤解が解けた後は一緒に遊べましたか。
はみだしみゆきさん「一緒に穴を掘ったり、おもちゃの車を走らせたりして楽しく遊んだそうです」
Q.積極的な息子さんに、今後どのように成長してほしいと思いますか。
はみだしみゆきさん「他の人に思いやりを持って、友達を大切にできるような人に成長してほしいと思います。保育園の先生に『園内でお友達が転んだときなどに“大丈夫?”と声をかけたり、ブロックがうまくはめられない子を手助けしてあげたり、お友達と一緒に遊ぶのが上手』と言ってもらえたので、これからも息子を手助けしつつ、見守っていきたいと思います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
はみだしみゆきさん「『うちの子もそうなんです~』というコメントを多く頂きました。見知らぬおばあちゃんに抱っこを求める子や、赤ちゃんを着替えさせている見知らぬママのお手伝いをする子の話を聞いて、面白くて心が温まったのと同時に『子どもが積極的に関わりに行って、相手が不快な思いをしていないか』という心配事は、皆さんが抱えているんだなあと思いました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
はみだしみゆきさん「今後も家族の日常を描いた漫画、ひとひねり、オリジナリティーを加えた創作漫画を継続して描いていきたいです。読んだ人がちょっと笑えて、体の力がフッと抜けるような、少しリラックスしてもらえるような漫画を描いていければと思います。創作活動については常にアイデアを考えているような状況なのですが、何かエッセー漫画を描けないかなと考えています」
(オトナンサー編集部)
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