2歳が飛び降り…ニュースに本気で落胆→続報に喜ぶ親になった夫婦 車の事故防止策は? 「泣いてしまいます」
子どもの事故のニュースを見たときの心境を描いた漫画が話題に。子どもの事故などのニュースを見ると気持ちが沈んでしまうようになった夫婦は、ある日…。

子どもの事故のニュースを見たときの心境を描いた漫画「共感。」がSNS上で話題となっています。子どもが生まれてからというもの、子どもの事故などのニュースを見ると気持ちが沈んでしまうようになった夫婦。ある日、2歳の子どもが3階から飛び降りたというニュースが流れ…という内容で「ものすごく分かります」「子どものニュースは胸が痛くなりますね」「泣いてしまいます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
夫婦でニュースを共有し、話し合う
この漫画を描いたのは、主婦のいくら(ペンネーム)さんです。インスタグラムやツイッターで育児漫画などを発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
いくらさん「漫画自体は小学生の頃から描いており、結婚してからは結婚生活のことを4コマ漫画に残していました。このようにインスタグラムで公開するようになったのは、2021年1月からです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
いくらさん「子どもが生まれてから、子ども関連のニュースを見た自分の心境が今までと違っていたのと、『これは他の方にも共通することなのでは』と思い、描こうと思いました」
Q.お子さんが生まれる前は、どのような反応だったのですか。
いくらさん「ニュースを見て、早く助かってほしいなという気持ちはもちろんありましたが、胸の奥をわしづかみされるような感覚や、一日中、ブルーになるようなことはなかったです」
Q.このようなニュースを見たときは、どのような心境になるのでしょうか。
いくらさん「息子と重ねてしまい、とてもつらい気持ちになりますし、漫画にもあるように、助かったという続報を聞いたときは心の底から、すごくうれしい気持ちになります」
Q.このような事故につながらないように、対策していることはありますか。
いくらさん「夫婦でニュースを共有し、事故を防ぐためにはどうしたらいいか話し合っています。将来、息子と会話ができるようになったら、息子にもクラクションの押し方などを教えたいと思います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
いくらさん「『子どものニュースは共感しますよね』といった意見や『(車の窓は)小銭を使って割れると思っていました』という意見、中には、子どもと一緒にクラクションを鳴らす練習をした体験談を教えてくださった方もいました。子どもの力ではなかなか、クラクションは鳴らせないようで、やはり、事故そのものが起きないように気を付けなければならないと強く感じました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
いくらさん「今後も4コマ漫画をメインに、日々の生活で面白いと思ったことを描き続けていけたらと思います」
(オトナンサー編集部)
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